流行を追うのではなく、本質を学ぶ。私たちはメンターのコピーにはなれない。
先日、Blossom Leilani Crawfordのポッドキャストの紹介を見て、とても共感する内容がありました。
その中で語られていたテーマは、
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ピラティスは流行を超えて続くものであること
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生涯学び続けること
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メンターを真似することはできないこと
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現代人の身体への向き合い方
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スタジオ経営の考え方
どれも、今のピラティス業界に必要な視点だと感じました。
メンターは「真似する人」ではない
特に印象に残ったのは、
「あなたはメンターを本当にコピーすることはできない。」
という言葉です。
これは決して、
「メンターから離れなさい」
という意味ではありません。
むしろ逆です。
素晴らしいメンターから学び続けることは、とても大切です。
しかし、その人の言葉や動き、そのままを再現しようとしても、本当の意味で同じ指導はできません。
なぜなら、
その人が歩んできた人生も、
経験も、
出会ってきたクライアントも、
考え続けてきた時間も、
すべて違うからです。
だからこそ、
学んだことを、自分の身体で理解し、自分の経験と照らし合わせ、自分の言葉で伝えられるようになること。
それが、本当の学びなのだと思います。
私自身、ジリアンやリサから長年学び続けています。
もちろん、お二人の指導を尊敬しています。
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でも、目指しているのは「ジリアンになること」でも「リサになること」でもありません。学んだことを深め、自分自身の指導として昇華し、私だから伝えられる形でクライアントに届けたいと思っています。
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流行を否定するのではなく、分析する
もう一つ共感したのが、
「新しいフィットネストレンドを批判するのではなく、分析しよう。」
という考え方です。
最近のピラティス業界は、本当に変化が速くなりました。
韓国ピラティス。
マシン専門スタジオ。
少人数スタジオ。
AIの導入
オンライン養成
SNSで人気のエクササイズ
さまざまなものが次々と出てきます。
こういう流れを見ると、
「昔の方が良かった。」
「本物のピラティスじゃない。」
そんな言葉も聞こえてきます。
でも、それだけでは何も生まれません。
なぜ、そのスタイルが支持されているのか。
利用者は何を求めているのか。
そこから私たちが学べることは何なのか。
それを考えることの方が、はるかに大切です。
もちろん、流行だから取り入れるということではありません。
本質を知った上で、
必要なものは取り入れ、
違うと思うものは取り入れない。
その判断ができるのが、本当に学び続けている指導者なのだと思います。
身体は一つの積み木ではなく、積み木の集合体
今回紹介されていた「Body Jenga」という表現も、とても興味深いものでした。
積み木(ジェンガ)は、一つ抜くと全体が崩れます。
身体も同じです。
首だけ。
肩だけ。
骨盤だけ。
そんなふうに一部分だけを見ても、本当の問題は解決しません。
例えば最近増えているストレートネック。
頭だけ後ろへ引けば改善するわけではありません。
胸郭。
胸椎。
骨盤。
足部。
すべてが影響し合っています。
私は以前から、
「アライメントは一つの部位だけで決まるものではない」
ということを何度もブログで書いてきました。
このBody Jengaという考え方は、それを非常にわかりやすく表現しているように感じました。
生涯、学生であり続ける
Blossomは、
指導者に必要なのは
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透明性
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自分自身が実践すること
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学生であり続けること
この3つだと言っています。
私はこの「学生であり続ける」という言葉が好きです。
私自身も、ピラティスを始めて20年以上になります。
でも、学べば学ぶほど、
「まだ知らないことがある。」
そう思います。
だからこそ海外へ行き、
オンラインレッスンを受け、
クラシカルも学び、
コンテンポラリーも学び続けています。
学びに終わりはありません。
だからこそ、ピラティスは面白いのだと思います。
クライアントと一緒に身体を考える
Blossomは、
クライアントとの関係を
「一緒に身体というパズルを解いていく共同作業」
と表現しています。
私は以前から、
「ピラティスは答えを教える仕事ではない。」
と思っています。
クライアントの身体を観察し、
仮説を立て、
エクササイズを選び、
反応を見て、
また考える。
その繰り返しです。
だからこそ、指導者は「教える人」である前に、「考え続ける人」でなければならないのです。
本質は変わらない
時代は変わります。
新しい器具も出てきます。
新しい流行も生まれます。
でも、本質は変わりません。
クライアントの身体を観察すること。
身体全体を一つのシステムとして考えること。
自分自身も学び続けること。
そして、メンターを尊敬しながらも、その人のコピーではなく、自分自身の指導を築いていくこと。
それこそが、長く信頼されるピラティスティーチャーになるために必要な姿勢ではないでしょうか。
私はこれからも、学び続けます。
そして、その学びをそのまま伝えるのではなく、自分の身体で理解し、自分の経験で確かめ、私自身の言葉としてクライアントやインストラクターに届けていきたいと思っています。



