マシンを使いこなしていますか?

マシンピラティスが広く普及し、多くのスタジオでリフォーマーやチェア、バレルなどの器具が使われるようになりました。

インストラクター向けの講習会も増え、学べるエクササイズの数は以前とは比べものにならないほど多くなっています。

しかし、その一方でこんな悩みを耳にすることがあります。

「レッスンがワンパターンになってしまう」
「もっと新しいエクササイズを覚えなければならない気がする」
「お客様が飽きないように、常に新しい動きを提供しなければ」

私自身も、指導を始めた頃はそう考えていました。

新しいエクササイズを知ることが成長だと思い、とにかく数を増やそうとしていました。

ですが、長年指導を続ける中で気づいたことがあります。

それは、

エクササイズの数が増えても、指導力が上がるとは限らない

ということです。

 

大切なのは、

「何をするか」ではなく、「なぜそれをするのか」

だからです。

例えば同じスパインコレクターを使う場合でも、

胸郭の動きを引き出したいのか

呼吸を改善したいのか

脊柱の分節を感じてもらいたいのか

骨盤と胸郭の関係を学習してほしいのか

によって選ぶエクササイズも、伝える言葉も変わります。

 

目的が明確になると、同じエクササイズでも全く違うレッスンになります。

逆に目的が曖昧なままエクササイズだけを行うと、お客様もインストラクターも次第に刺激を求めるようになります。

「もっと難しいものを」
「もっと新しいものを」
「もっと珍しいものを」

となってしまいます。

 

しかし、本来ピラティスはエクササイズを披露するものではありません。

 

身体を理解し、身体を変えていくための方法です。

 

そのためには、器具を単なるトレーニングマシンとして見るのではなく、

身体を理解するための教材として見る視点

が必要になります。

私はクラシカルピラティスを学ぶ中で、器具にはそれぞれ明確な役割があることを改めて感じました。

スパインコレクターにはスパインコレクターの役割があり、

ラダーバレルにはラダーバレルの役割があり、

アームチェアにはアームチェアの役割があります。

器具の特徴を理解すると、エクササイズの見え方も変わります。

そして何より、お客様の身体を見る視点が変わります。

今回開催する

「器具から学ぶ、身体を見る力」WSシリーズ

は、エクササイズを覚えるための講座ではありません。

器具を通して身体を理解し、

なぜそのエクササイズを選ぶのかを考え、

現場で応用できる力を身につけるための講座です。

第1回は

スパインコレクター&ミニバレル

をテーマに開催します。

呼吸、胸郭、脊柱への理解を深めながら、器具の特性と活用法を学びます。

「持っているけれど、あまり使っていない」

「いつも同じ使い方になってしまう」

「エクササイズを増やす学びから卒業したい」

そんな方にぜひ参加していただきたい内容です。


【器具から学ぶ、身体を見る力〜 WSシリーズ】

クラシカルピラティス マシン研究シリーズ

エクササイズを学ぶだけでなく、「なぜそれを選ぶのか」を考える力を育てる少人数制講座です。

第1回はスパインコレクター&ミニバレル。

呼吸・胸郭・脊柱への理解を深めながら、現場で活かせる視点をお伝えします。

お申し込みはこちら

https://forms.gle/s4uU8Qau2rnA3aoj7

器具を見る力が変われば、身体を見る力も変わります。

一緒に学べることを楽しみにしています。