私たちが内装デザインを手がけた高級マンションのショールームの施工現場

建築のデザインがかっこよかったので、ノリノリでやってたのですが、途中でクライアントが勝手に動き出してしまい、満足するデザインができませんでした。

雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-ショールーム1

とはいえ、部分部分では満足できる方向性となっています。

雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-ショールーム2

雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-ショールーム3
雲南大学で日本語を教えている関係で、呈貢にある雲南大学郊外キャンパスによく出かけます。

最近、校門のそばにビリヤードの店ができました。

大きなテントで作られた簡素な作りなのですが、広々としていて、結構心地よい空間。午前中は人が誰もいないのもグッド。

市内行のスクールバスを待っている間、ここでココナッツジュース缶を4元で買って、ひとり休憩することが習慣になりました。

プールバー?
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-雲南大学郊外キャンパス

椅子に座ってくつろいでみると、その静かさが身に染みます
決して「シーン」という感じの孤独な感覚ではなく、樹木の息遣いや土の中の微生物の動きが感じられるような、そんな暖かい静けさです。

中国の人は声がでかいし、車やバイクはクラクションを鳴らすし、止まっているバイクに触れるとでかい警報音が鳴り続ける…。

普段どれだけやかましい音の中で暮らしているのかを、あらためて思い知らされました。

内陸都市ではおなじみのファストフード「ディコス」


なんと昆明進出15周年でした。


店内に誇らしげに飾られているタペストリー。
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-dico's1


15年前といえば、上海はまだ内環高架道路が建設中だったころ。


当時留学生だった私にとっては、旧フランス租界以外は住む気になれないようなエリアばかり。


中山公園のあたりなど超庶民的エリアで、「こんなところに住めと言われても住めないな・・・」と、建設中の中層マンションを眺めながら思ったものでした。


ところが現在では、あの有様です。

住むといっても住ませてもらえなさそうな高級エリアに変貌してしまいました。


昆明の15年前といえば・・・失礼ながら超ド田舎なわけで、牛車や馬車が道を歩いている都市だったそうです。

そこに進出するとは、大した先見性です。

ちなみにこのチェーンの中国初出店都市は成都だそうです。


全店フリーwifi!
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-dico's2

以前も紹介した高級デパート「金鷹」のB館は、H&Mやスターバックスのほか、カジュアルレストランや中国系カジュアルブランドをテナントにしており、割と敷居の低いデパートです

レストランフロアにはゲームセンターもあって、割と明るくて清潔なせいか、多くの人でにぎわっています。

そこで目撃したのは、景品交換に並ぶ人々

景品交換の行列。
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-ゲーセン1

ゲームで勝つと、紙でできたカードがたくさん出てくるのですが、それを数百枚ぐらいためても大したものはもらえません。数千枚ぐらいになってやっと「ちょっとうれしい」くらいの景品がもらえます。

要するに射幸性のきわめて低いものでしかありません。

それなのに、この行列。

しかも、結構真剣に店員と交渉したりして…。
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-ゲーセン2
中国経済の危うさを示すときに、やみくもな開発の結果できた「ゴーストタウン」が海外で紹介されることがありますが、昆明の副都心、呈貢もそのひとつ。

そんな呈貢にちょっと前できた外資系ホテル「ハワード・ジョンソン」に行ってみました。

「ハワード・ジョンソン」の外観
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ロビーは「シャングリラホテル」風。
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室内は最先端のくつろぎ空間。
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ビュッフェレストラン。
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豪華だし、清潔だし、サービスも一流。昆明でトップクラスのホテルといえましょう。
隣が政府の大会議場なので、多くの宿泊客が見込めると、ホテル外商の方が言っていました。