ひとみ通信289
2010年(平成22年)3月9日発行
「限界は気持ちの問題」
スピードスケート岡崎朋美選手、38歳。
冬季オリンピック連続5度目の出場となるバンクーバー大会では、日本選手団の旗手を務めました。
1998年の長野オリンピック、500mでは銅メダル。
前回トリノでは同じ種目で、わずか0秒05差で4位。
彼女の言葉です。
『年齢は関係ない。
人間に限界はない。
自分が限界だと思ったら、そこまで。
限界っていうのは、自分で自分に妥協したいときに言う言葉だと思うんです。』
長年日本選手の頂点にいて、
普通なら引退を考える年齢になって、
なお更なる高みを目指そうと言うのです。
これを教室の皆さんに当てはめたら
「ボクには出来ない!」
「わたしにはムリ!」
「ほかに習い事いっぱいあるから」
「こんなの、めんどう・・・」
そう思ったら、そこが限界になってしまうということですね。
「まあこの辺でいいや、そこそこ出来るようになったから」
とか
「学年相当を越えて先に進むなんて、出来っこないよ」
初めからそう思っているなら
岡崎選手の言葉をもう一度、心して読み返してみてください。
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岡山の南部にある自宅を改装して学習塾を開設。
以後、約40年間代表を務めてまいりました。
その40年間の間に、生徒さんとその保護者、そしてスタッフ側が共通の話題を共有できるようにと様々な通信物を定期発行して来ました。
・単純な学力向上の方法論のみではなく、ちょっとした気づきになればいいな!
・ちょっとした投げかけが、それぞれのご家庭にて親子で話し合う一助になればいいな。
・私自身が感動、感銘した話題を、関わりの深い方々とシェア出来たらいいな。
そんな想いで過去に書き綴った内容を、改めて本ブログにも遺しておきたいなという企画です。
自分への備忘録という位置付けでおりますが、ほんの一部分だけでもどなかたの心に残ればうれしいです。
もしかしたら、どなたかの著作物等から拝借している内容が含まれる可能性もあります。
その場合、ご連絡いただければ速やかに対処致します。
プライバシー等にも配慮しているつもりではありますが、なにぶん数十年前の記述が中心なので、失礼がありましたらお許しください。
人見 英子