眞鍋JAPANのVNL第2戦は格下のブルガリアとの対戦でしたが、ポイントを落とすことなく順当に連勝しました。
3‐0(25‐13、25‐15、25‐15)
■日本代表・先発オーダー
林 渡邉 石川
古賀 山田 岩崎
L小島
■日本代表・セットごとの出場選手
岩崎■■■
林 ■■■
古賀■■■
石川■■■
渡邉■■■
山田■■■
宮部□ーー
黒後ー□ー
■日本代表・主な個人得点数
古賀13、林13、石川9、渡邉6、山田5
■戦評・感想
かなり格下の相手ですが、万一セットを取られたらランキングに直結するポイントが大きく下がりますから、トルコ戦と同じスタメンで手堅くスタートしました。第1セット序盤から相手が勝手にミスをしてくれて日本は得点を重ねます。余裕が出た岩崎は、トルコ戦であまり配球できなかった林に積極的にトス(バックアタック含め)を集めます。逆に前の試合で打数が多かった古賀へはあまり配球しません。ただミドルについては山田となかなかコンビが合わないのか、ほとんど打数がありませんでした。あと少し気になったのは、石川 林 渡邉が揃うとさすがに平均身長が下がりますから、高さにまかせた未熟な相手でもねじ伏せられる場面があったことです。それでもブルガリアは荒削りで脆いですから、他のアタッカーがどんどん得点しどのセットも大差で獲りました。またこれまで古賀にパワーヒッターのイメージは無かったのですが、打点が高くなるとおのずとスパイクの威力が増すのか、意外な強烈さに本当に驚きました。それとこの試合でリザーブの選手たちにほとんど出番が無かったのは、眞鍋監督が攻撃のバリエーションやディフェンスのシフトなどを選手たちに確認(テスト)させる狙いがあったようです。ほとんどスタミナを消耗することなく終わりました。(第3セットは福留がディグリベロに入りました)
さあ当面の山場はこの後のドイツ戦です。これに勝てば再来週以降の格下はフランス・韓国・カナダだけだからです。カナダは強くなっていますが、その頃には五輪出場を確定させていなければなりません。勿論格上に勝って少しでもランキングを上げれば、五輪本番に臨むに当たって自信になります。