猛暑日が続くことに慣れてしまいました。

 

暑さで食欲が落ちてしまいがちです。南の国の沖縄では、山盛りのご飯の上に酸っぱい梅干しをのせています。傍には、ゴーヤの佃煮。

 

口に入れると唾液が出て、苦味の中に甘辛い酸っぱい味が胸からお腹を優しく通してくれます。ゴーヤの佃煮は、ご飯のお供。

 

作り方

 

ゴーヤ 500g

醤油  50cc

黒砂糖または三温糖 100g

酢   40cc

鰹節、胡麻適量

 

ゴーヤを縦に割り、白いわたをスプーンでこそげる。2mmくらい薄く切り水にさらす。さっと熱湯でゆで水気を切る。砂糖、醤油、酢を鍋に入れて煮立たせ、ゴーヤを入れて汁気がなくなるまで煮る。最後に鰹節、胡麻を入れる。冷蔵庫で日持ちします。

 

ゴーヤが少なくても調味料の割合を崩さなければ美味しくできます。

 

暑いときは、南の習慣にならえです。

 

 

 

朝から汗が噴き出しています。体温以上の高温が日本列島のあちこちで続いています。

 

暑いと嘆いているばかりでは前に進みません。もう一度夏の養生を思い出してみましょう。

 

日の出とともに起きる。明け方が一番涼しい時間帯ですが、最低気温は全国28度くらい。熱帯夜を過ごす日々。照りつける太陽の日差しがない分仕事がはかどります。

朝早く起きた分、昼は涼しいところで昼寝をすると良いでしょう。

 

水色の服を着る。

 

朝は、発酵したものを食べる。腸の働きをスムーズにすると、重い身体が動きやすくなります。糠漬け、浅漬け、水キムチ、納豆、ヨーグルトなど。

 

苦味、酸味をうまく摂りましょう。緑茶、ゴーヤ、コーヒー、ビターチョコレート、果物。

 

季節の野菜を食べる。トマト、きゅうり、オクラ、モロヘイヤ、なす、レタス、ムラサキツルナなど

 

海水浴に行く。海風の吹かれているだけでも陽気が増します。

 

夜はクーラーを調節しながら睡眠を確保。

 

以上、当たり前のことですが、都市生活の中では、なかなか実行し難いこともあります。冷蔵庫の中の冷たい物ばかり摂っていると、夏の終わりに厳しい夏ばてがやってきます。

朝から汗が噴き出しています。体温以上の高温が日本列島のあちこちで続いています。

 

暑いと嘆いているばかりでは前に進みません。もう一度夏の養生を思い出してみましょう。

 

日の出とともに起きる。明け方が一番涼しい時間帯ですが、最低気温は全国28度くらい。熱帯夜を過ごす日々。照りつける太陽の日差しがない分仕事がはかどります。

朝早く起きた分、昼は涼しいところで昼寝をすると良いでしょう。

 

水色の服を着る。

 

朝は、発酵したものを食べる。腸の働きをスムーズにすると、重い身体が動きやすくなります。糠漬け、浅漬け、水キムチ、納豆、ヨーグルトなど。

 

苦味、酸味をうまく摂りましょう。緑茶、ゴーヤ、コーヒー、ビターチョコレート、果物。

 

季節の野菜を食べる。トマト、きゅうり、オクラ、モロヘイヤ、なす、レタス、ムラサキツルナなど

 

海水浴に行く。海風の吹かれているだけでも陽気が増します。

 

夜はクーラーを調節しながら睡眠を確保。

 

以上、当たり前のことですが、都市生活の中では、なかなか実行し難いこともあります。冷蔵庫の中の冷たい物ばかり摂っていると、夏の終わりに厳しい夏ばてがやってきます。

大地が芽吹く季節。

 

春は、自然界の陽気の高まりにより、芽吹き、新芽、新緑へと変化していきます。

 

春の芽のものと言えば苦味がつきものです。苦味は、冬に溜め込んだ不要な毒素を解毒して身体の外へ出してくれます。

 

また、陽気が高まるための、のぼせやそわそわするというような症状を取り除いてくれます。

 

筍、フキ、タラの芽、ウド、菜の花、ワラビなどがあり、上手にアクを取り調理すると、苦味とともに春の匂いがします。

 

自然の中に生きる私たちは、昔からこの芽の物を、目、口、鼻で感じてきました。

 

野原に行けないときは、注意してスーパーの野菜売り場で探してみてください。

 

 

 

 

冬場あまり使われなかった汗腺は、錆び付いて汗のかき方を忘れています。

 

火の季節は、汗腺の試運転をしなくてはなりません。

 

風呂の温度を熱めにしてたっぷり汗をかく。

日中は、直射日光を浴びて歩く。少し早足にすると効果的です。

 

しばらく意識的に汗をかくようにしていると、暑さを感じたら、瞬間的にサラッとした汗が素早く少量出るようになります。そうなれば汗腺の試運転終わり。やっと夏向きの身体が出来上がったことになります。

 

朝は冷んやりしていますが、日中は25度以上の夏日になりことが増えました。身体が夏の暑さに慣れていないため熱中症に注意と天気予報では連日のように言われています。

 

早めに汗腺を意識的に開きましょう。

火の季節になり、所によっては真夏日になることもあります。日照がキツくなると日焼けが気になりますね。事はお肌にとどまりません。

 

身体の水分が枯れる、喉の渇き、不眠、イライラ、寝汗、胸の辺りが重苦しく鬱々するなどの症状が出ます。

 

火力の弊害を受けやすい人は、水分補給、生野菜、根菜類、ゼリーなどで、からだの内側からひんやりさせます。

 

火力が元々少ない人(陽気が少ない人)は、水はけが悪く、身体がだる重く、喉はあまり乾きません。

 

小豆やとうもろこし、コーン茶、発酵食品を取り入れて、消化吸収を助け水はけをよくします。

 

寒いときは寒さで体調が狂い、暑くなれば暑さで調子が悪い。人の身体は自然や天候に左右されやすいものです。季節ごとの傾向と対策を知って健やかに過ごしましょう。

 

養生の基本です。

 

 

4月20日から穀雨になり春本番。火の季節になりました。

 

昼間の気温は20度を超え日差しに暖かさと眩しさ、一歩進んで肌が焼ける感じがしてきます。春の陽気はいいこと尽くめだけではありません。

 

身体を防衛している皮膚表面が、火に炙られて火傷を負っているような脈を打つ人が多くなってきました。火の勢いが強くなると、のぼせ、喉の渇き、顔が赤くなる、アレルギーが悪化したりします。天気が良いので運動すると怪我をしたり。

 

火で炙られた脈は、火の粉がチリチリ舞っています。太陽の恵みを受ける人間にとっては諸刃の剣というところです。避けて通ることはできません。

 

内関「ないかん)  胸の辺りが苦しい時

労宮(ろうきゅう) 胸の辺りが苦しい時

少府(しょうふ)  胸の辺りが苦しい時

行間(こうかん) 風を止めて火の勢いを削ぐ

委陽(いよう) 燃え上がっている火を鎮める

解渓(かいけい)燃え上がっている火を鎮める 

 

火の季節によく使う穴です。 

 

春本番のうららかな季節を気分よく過ごしましょう。

 

 

人の心臓はなぜ動いているのでしょうか?どうして手足が自由に動くのでしょう?

車ならガソリン。新幹線なら電気が必要です。

 

人は、口から食物を取り入れることで、身体の組織や筋肉を作ったり、動くエネルギーになったり、身体の調子を整えることができます。

 

○主に身体の組織を作るもの(豆、魚、肉、牛乳などのタンパク質を多く含む食品)

○主に身体の調子を整えるもの(緑黄色野菜、果物などのビタミン類を多く含む食品)

○主にエネルギーになるもの(米、パン、麺、芋、砂糖などの炭水化物や油、バター、マヨネーズなどの脂質を多く含む食品)

 

以上は、中学校の家庭科で習いました。

 

新年度はスタートしました。慣れない環境と過緊張は体調が狂う原因になります。人によっては、神経性便秘、胃痛、食欲不振、不眠、生理痛、吹き出物などが出てくることもあります。加えて、朝晩の気温の差が10度以上になることもあり、体調管理が難しい時期。

 

食事の工夫は、体調を整え、体力を温存するものです。夜は、できたら9時までに食べ終わり、夜食はしないようにしてみてください。

春、山笑う

夏 山滴る(したたる)

秋 山装う(よそおう)

冬 山 眠る

 

11世紀の中国の画家 郭熙の山水訓に、四季の山はこう描くべきと書かれています。

 

東洋医学では、山は腎(水)、降った雨を蓄水します。山の木々は肝(木)、山の湧水から川に流れ(心)、肥沃な土地が畑になり(脾土)、水は海(腎陽)に流れていきます。海水が蒸発し、空に雲(肺金)が生まれ雨が降ります。東洋医学では、天地の自然現象を五行の木火土金水に置き換えてあらわしました。

 

画家の感性は、人の視覚と心を楽しませ、五行は自然の摂理に限りなく近づこうとしました。

 

山笑うは、春の訪れを待ち望んでいた人の心をうまく言い当てています。

山の木々(肝)が鬱蒼とこもり過ぎないように、日当たり良く、風通しよく、のびのびと枝葉が茂るようにしたいものです。

春の養生法につながります。

年度末は何かと緊張と忙しさが先行します。

 

夜になって身体のあちこちがこわばっていると感じる人もいらっしゃることでしょう。ヨガやストレッチをして身体をほぐすことは、風の時期には大切です。

 

春は、肝が旺気します。(肝臓の働きも活発になります)緊張したり、ストレスが溜まるとうまく働くことができません。鬱鬱とした気分が続きます。

 

ユーチューブなどで公開されているヨガやストレッチを見ながら身体を動かしてみましょう。好きな音楽を聴きながら、呼吸を合わせて動かしてみてください。

 

2人揃うと、お互いの背中の凝りを叩いてあげれば、春の養生になります。凝りがひどい人は、少し酸っぱいものを食べて脇やみぞおちのつかえを取り除きましょう。