AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」 -242ページ目

#1

「一年坊が…あの総長を」
学ランが眉をひそめる。
サド以外、驚きの様子を隠せないようだ。


「どうやら、中学はこっちじゃなかったみたいで、素性がイマイチつかめてない。そいつが矢場久根を1日でしめちまったらしい」

サドは前田の肩に手を置くと、真剣な眼差しを向けて言った。
「おそらく、次はマジ女が狙われるに違いない。十分、気をつけるんだ」
「はい」

厳しい表情で、うなづく。

「まぁ、前田には、お前らがついてるから大丈夫か」

サドは周りを見渡す。

うなづく面々。

「また、何かわかり次第連絡する」

「ありがとうございます」

前田は嬉しそうに頷いた。


サドが去り、重苦しい空気のなか、ヲタが口を開く。

「いったい何者なんだろうな。サドがわざわざ忠告に来るなんて、かなりヤバそうだぜ」

「ビビっとるんかー?敦ねえには、わしがついとるわ」

「それが心配なんだよ」
だるまに対して、バンジーが言い捨てた。

「なんやとー!」

だるまがチームホルモンに殴りかかった。

「相変わらず、賑やかだな」

あっけらかんと笑う学ランに対して、前田は言い知れぬ不安を感じていた。


放課後ー

#1

「矢場久根の総長が変わったらしい」

「あの妖怪もようやく卒業ですかい?」

自分のことは棚に上げ、だるまが言った。

「いや」

サドが頭をふり、続ける。

「アジャは、出席日数が足りず、もう一年、高校生活をおくるはずだった」


「おくる…はず?」

学ランが問う。

「ああ、そのはずだったが、昨日、病院送りにされた」

「なんやてー?あの妖怪が?」

だるまが信じられないといった表情で叫ぶ。

サドは、さらに真剣な表情になる。

「瞬殺だったらしい。しかも、相手が…」

前田、だるま、学ランだけでなく、チームホルモンも全員、息をころし、サドの言葉を待った。


「入学したての一年坊だって話だ」

#1

「おっす」

と二本指を立て、元気よく教室に入ってきたのは、学ランだった。

「お前も一緒のクラスやったんかい」

だるまは、恋敵を見るような目で学ランをにらみつける。

「おはよう」

前田が応える。

ガラガラガラ

今度は、教室後ろの扉が開かれた。

そこにあらわれたのは、卒業したはずのサドだった。

「サド、ダブったのか?」

ヲタがぼそっとつぶやく。

「ちげーよ。バカ。ラッパッパ3年は、全員卒業したはずだ」

バンジーがたしなめる。
「そういえば、制服じゃないな」

アキチャは、自分たちのジャージと、サドの姿を見比べて言った。

黒の革ジャンに、ロック系のタンクトップ、革のパンツと、スタイルの良さを惜しげもなく、強調していた。

その長い肢体が、チームホルモンを一瞥することもなく、横切る。

かと思うと、立ち止まり言った。

「ヲタ、また、鼻やられたいのか?」

「やべー、聞こえてたのかよ」

ヲタが、身震いする。

フッと微笑み、前田のもとへ行くサド。

「サドさん」

少し戸惑いながらも、サドに挨拶をする前田。

「サド」

驚くだるまと学ラン。

それに気にもとめず、
サドは、いきなり、話を切り出した。
「前田、気をつけろ」