#1
校庭のベンチに座り、文庫本を読む生徒がいる。
そこに、ピンク色のフードのパーカーを着た生徒があらわれる。
ガムを口にふくみながら、ネズミは言った。
「矢場久根の総長やられちゃったらしいっすねー」
興味なさげに、本を読み続けるジュリナ。
「てっきり、ジュリナさんがやったのかと思いましたよー」
「ザコには興味ねーんだよ」
本を閉じ、立ち上がる。
「おっと!じゃ、この話知ってます?次の標的」
ネズミは、ジュリナの耳元に口を寄せる。
ジュリナが微笑む。
「世代交代の始まりだ」
そこに、ピンク色のフードのパーカーを着た生徒があらわれる。
ガムを口にふくみながら、ネズミは言った。
「矢場久根の総長やられちゃったらしいっすねー」
興味なさげに、本を読み続けるジュリナ。
「てっきり、ジュリナさんがやったのかと思いましたよー」
「ザコには興味ねーんだよ」
本を閉じ、立ち上がる。
「おっと!じゃ、この話知ってます?次の標的」
ネズミは、ジュリナの耳元に口を寄せる。
ジュリナが微笑む。
「世代交代の始まりだ」
#1
「一年坊が…あの総長を」
学ランが眉をひそめる。
サド以外、驚きの様子を隠せないようだ。
「どうやら、中学はこっちじゃなかったみたいで、素性がイマイチつかめてない。そいつが矢場久根を1日でしめちまったらしい」
サドは前田の肩に手を置くと、真剣な 眼差しを向けて言った。
「おそらく、次はマジ女が狙われるに違いない。十分、気をつけるんだ」
「はい」
厳しい表情で、うなづく。
「まぁ、前田には、お前らがついてるから大丈夫か」
サドは周りを見渡す。
うなづく面々。
「また、何かわかり次第連絡する」
「ありがとうございます」
前田は嬉しそうに頷いた。
サドが去り、重苦しい空気のなか、ヲタが口を開く。
「いったい何者なんだろうな。サドがわざわざ忠告に来るなんて、かなりヤバそうだぜ」
「ビビっとるんかー?敦ねえには、わしがついとるわ」
「それが心配なんだよ」
だるまに対して、バンジーが言い捨てた。
「なんやとー!」
だるまがチームホルモンに殴りかかった。
「相変わらず、賑やかだな」
あっけらかんと笑う学ランに対して、前田は言い知れぬ不安を感じていた。
放課後ー
学ランが眉をひそめる。
サド以外、驚きの様子を隠せないようだ。
「どうやら、中学はこっちじゃなかったみたいで、素性がイマイチつかめてない。そいつが矢場久根を1日でしめちまったらしい」
サドは前田の肩に手を置くと、真剣な 眼差しを向けて言った。
「おそらく、次はマジ女が狙われるに違いない。十分、気をつけるんだ」
「はい」
厳しい表情で、うなづく。
「まぁ、前田には、お前らがついてるから大丈夫か」
サドは周りを見渡す。
うなづく面々。
「また、何かわかり次第連絡する」
「ありがとうございます」
前田は嬉しそうに頷いた。
サドが去り、重苦しい空気のなか、ヲタが口を開く。
「いったい何者なんだろうな。サドがわざわざ忠告に来るなんて、かなりヤバそうだぜ」
「ビビっとるんかー?敦ねえには、わしがついとるわ」
「それが心配なんだよ」
だるまに対して、バンジーが言い捨てた。
「なんやとー!」
だるまがチームホルモンに殴りかかった。
「相変わらず、賑やかだな」
あっけらかんと笑う学ランに対して、前田は言い知れぬ不安を感じていた。
放課後ー
#1
「矢場久根の総長が変わったらしい」
「あの妖怪もようやく卒業ですかい?」
自分のことは棚に上げ、だるまが言った。
「いや」
サドが頭をふり、続ける。
「アジャは、出席日数が足りず、もう一年、高校生活をおくるは ずだった」
「おくる…はず?」
学ランが問う。
「ああ、そのはずだったが、昨日、病院送りにされた」
「なんやてー?あの妖怪が?」
だるまが信じられないといった表情で叫ぶ。
サドは、さらに真剣な表情になる。
「瞬殺だったらしい。しかも、相手が…」
前田、だるま、学ランだけでなく、チームホルモンも全員、息をころし、サドの言葉を待った。
「入学したての一年坊だって話だ」
「あの妖怪もようやく卒業ですかい?」
自分のことは棚に上げ、だるまが言った。
「いや」
サドが頭をふり、続ける。
「アジャは、出席日数が足りず、もう一年、高校生活をおくるは ずだった」
「おくる…はず?」
学ランが問う。
「ああ、そのはずだったが、昨日、病院送りにされた」
「なんやてー?あの妖怪が?」
だるまが信じられないといった表情で叫ぶ。
サドは、さらに真剣な表情になる。
「瞬殺だったらしい。しかも、相手が…」
前田、だるま、学ランだけでなく、チームホルモンも全員、息をころし、サドの言葉を待った。
「入学したての一年坊だって話だ」