マジすか学園3(もちろんフィクションです)
チームハブ、そして、チームマングースの“テッペン”同士の闘いが
続いていた。負けたチームには、生きながらの『死』が待っている。
パルは、ミユとの死闘によって負った怪我(ダメージ)が回復しきっていなかった。
アンニンの攻撃をまともに受け、苦しみ、もがく。
その様子を見て、アンニンが、退屈そうに呟く。
「もう、終わりにしようか…」
チームハブの控室──
仲間たちが、手に汗を握り、二人の闘いが映し出されているモニターを睨みつけるように見ていた。
ピースが、心配そうに、
「パル…、その身体じゃ、もう…」
「うるせーよ!」
ウルセーヨが、叫ぶ。
さらに、モニターの向こうに届けとばかりに、言い放つ。
「パル!おめぇの“マジ”は、そんなもんじゃねーだろ!」
そうだ!行けー!ぶっとばせ!
と、仲間たちが、声もかすれるくらいに、絶叫する。
その声が、闘いの最中、
パルの耳にも、聞こえたような気がした。
(みんな…)
立ち上がりかけるパルに、勢いよく走りこみ、腹部に蹴りを加えるアンニン。血も涙もない女。弱点を狙うのは、常套手段だ。
苦しそうに、
それでも、パルは、立ち上がる。
視線は、敵を捉えたまま─。
そして、告げる。
「わたしは…、負けない」
自分の命だけが、懸かっているわけではない。
仲間の命を背負っている。負けられない。
パルは、右の拳を強く、固く、握りしめた。
その様子を見て、嬉しそうに、アンニンが、言う。
「まだ、やれそうだね」
「それが、マジだ─」
パルが、地面を蹴りつける。
「うあああああああ!」
それは、一瞬の出来事だった。
二人の拳が、腕が、交錯し、お互いの顔面にきまる。
しかし、どちらも譲らない。
倒れることもない。
その態勢のまま、アンニンが微笑む。
「なるほど…、熱い、拳だな…」
それだけ言うと、スローモーションのように、ゆっくりと崩れ落ちた。
チームハブの控え室は、お祭り騒ぎとなっていた。
「勝ったー!」「よっしゃー!」「さすがパル!」「お前とは違うな、キャハハハハ、なんてね」「うるせーよ!」
そんな仲間たちの姿を眺め、
いつの間にか、ひとり居なくなっていることに、ダースが気づく。
(アイツ…)
決闘場では、アンニンが、立ち上がろうとしていた。
「まだ、やるのか?」
パルが問う。
「当たり前だ…、“マングース”を守るのが…、わたしの、『マジ』だ…」
と、そこへ、
扉の外の看守たちを倒し、室内に入ってくる者がいた。
「もう、そのへんで、やめておけ」
「ノブナガ…」
元チームハブの“テッペン”ノブナガだった。
二人を見やると、
「お前たち、いまは、争ってる場合じゃない。この勝負、勝っても負けても、行き着くところは、地獄だけ。
わたしたちの本当の敵は、あいつらだ!」
所長室に繋がるモニターを指さす。
所長から、笑みが消える。
「あらあら、いつから、そんな仲良しごっこが好きになったの?」
室内に、三人を捕らえるべく、
多くの看守が、なだれこんできた。
「パル!所長室だ!」
ノブナガの拳が、次々と看守たちをなぎ倒す。
アンニンも、なんとか応戦する。
パルは、後ろ髪を引かれる思いで、所長室に走った。諸悪の根源を叩き、腕輪から解放され、ケイタの事件に決着をつけるべく─。
薄暗い通路を曲がりきったところで、
ポンポン、と、ビニール製のピンク色のボールが転がってきた。
暗闇に
人影が見える。
「わたしを、プリズン(ここ)にとどめておきたかったのは、お前だったのか?」
影から、姿をあらわす少女。
「答えろ!ピース!」
いつもの表情とは違うピースが、そこには、いた。
「そう…、わたしは、プリズン側の人間だから」
左耳のピアスの二つ星が輝く。
「どうして…、仲間…だろ?」
「わたしの手は、汚れてるんだ…、もう、どうしようもないくらいにね…、パル…、お前は、クリーナーとして、ここを出る…?それとも…、ここで死ぬ…?」
「……、仲間じゃ…、仲間じゃなかったのか!?」
パルの血を吐くような叫び。
それに対し、ピースが、応える。
「ここじゃないどこかで…会いたかったよ」
というわけで、
マジすか学園3の予告を見ながら
妄想でお話を
書いてしまいました(〃∇〃)
次回、ついに、裏ピースが見れるのか?
楽しみですねо(ж>▽<)y ☆
そして、いよいよ、明日は
じゃんけん大会ヽ(゜▽、゜)ノ
いったい、誰が
センターになるのか?
麻里子様の連覇は、あるのか?
上からマリコ2012になるのか?
さらに、
新曲発表も
あるらしい(°Д°;≡°Д°;)
センターは、まゆゆ?じゅりな?ぱるる?りっちゃん?
気になりますねーo(〃^▽^〃)o
小嶋さんが、アップを始めたとの噂がありますが
生放送、楽しみに、観たいと思います
それでは、また(o・・o)/~
マジすか学園F☆#1ー7☆
前田は、動かない身体に、抵抗しながらも、四人の必死の闘いを、目を逸らすことなく見つめていた。徐々に、薬もまわり、声も、うまく出せなくなってきているにもかかわらず─。
決死の思いの四人に対し、上西は、全くダメージを受けることなく、余裕を保ち続けていた。
ダメージや疲労がない状態であっても、四人がかりであっても、実力の差は、いかんともしがたいものであった。RPGで、レベル1の四人のパーティが、どんなに頑張っても、ラスボスには勝てないように─。
何度も、何度も立ち上がり、向かってはいくのだが、ことごとく跳ね返され、地面を転がり続ける。
上西の脚が、爪が、四人をほとんど寄せ付けない。自然と、その口も軽くなる。
「前田は、裏切り者なんやろ?勝手に、学校やめて、お前らを見捨てて─。そんなんで、何が、マジや!何が、“てっぺん”や!」
上西は、向かってくる学ランの頭を抱えこみ、内臓が破裂するくらいの膝蹴りを、二度、三度と、打ち込む。
ズルズルと、ちからが抜け落ちるように、沈む学ラン。
それを、当然のように眺める上西。
「そのあげくに、お前ら、傷だらけのボロボロやないか。いったい、何の意味があるんや?」
鋭く睨みつける学ラン。瞳はまだ、死んではいない。
「はぁ…、はぁ…、敦子はなぁ…、めちゃくちゃ不器用なんだよ…、いつも…、自分の思ってること、あんま話さねーけど…、いつだって、周りのこと考えてて…、周りの誰かのために行動する…、その…、敦子の背中を見続けてきたオレにはわかる…、敦子は、変わってねーって、敦子は、いつだって、“マジ”だってな!」
学ランが、右拳を握りしめ、宙を踊る。
上西の顔面に、力強い拳がヒットする。
しかし、倒れない。
逆に、返しの強烈な蹴りに、吹き飛ばされてしまう学ラン。
「お前らじゃ、うちを倒すことも、このセカイを変えることも不可能なんや」
ディーヴァに支配されたこの【エリア】。弱肉強食。強い者がルール。殺伐としたこのセカイ。
おおりゃあああ!という雄叫びと共に、大歌舞伎が、掌底を放つ。
「そんなことは…、やってみなきゃ、わかんねーだろ!」
軽々と、かわす上西。
「やってみんでも、わかることもあるやろ。ウサギがライオンに勝てへんように。アリがゾウに踏み潰されるように」
息を切らし、肩の痛みに耐え、掌底を打ち続けながら、大歌舞伎が、語る。
「それでも…、わたしたちは、負けねぇよ…」
「────?」
「なんでだか…わかるかい?」
負け惜しみにしか聞こえない上西に向け、
自信満々に、大歌舞伎が告げる。
「仲間を…信じてるからだよ」
たとえ、何があろうと。
上西は、聞きあきたというように、
「そうやって、裏切られるもんなんや」
蹴りを、浴びせる。一蹴。
よろめく大歌舞伎。
「……、あんたは…、裏切られることを恐れて、ひとを信じることもできねぇんだろ!」
大歌舞伎が、叫ぶ。
更なる蹴りに、掌底を、カウンター気味に、ぶつける。
そんなことは、お構いなしの、
上西の激しい乱れ蹴りを、大歌舞伎は、受け止めながら─
「仲間を助けるのに、意味なんてないんだよ…、理由なんて、いらない…、ただ、最後に…、みんなで、笑いあえたら、それでいいんだよ…、バカみたいにね…」
「仲間?勝手に歌っとれや!雑魚が何匹集まったところで、雑魚は雑魚なんや!」
鋼鉄の蹴りが、大歌舞伎の側頭部を直撃した。
意識を失いかける大歌舞伎。
鋭く伸びた上西の爪が、大歌舞伎の無防備の喉元を襲う。
「姉貴ー!」
ゆっくりと
倒れ込む大歌舞伎の目の前で、
禍々しい“鉄の爪”が、真横から、飛び出した小歌舞伎の腹部に突き刺さった。
「小歌舞伎!」
痛みをこらえて、小歌舞伎が、笑う。
「くっ…、き、筋肉を収縮させることにより、突き刺さった爪を抜けないようにし、さらに、その手首を両手で掴むことにより、動きを抑える…、解説するまでもないですが…、これぞ、肉を斬らせて─」
小歌舞伎の背後から、だるまが、勢いよく、飛び出す。
固く大きな拳が、上西の眼前に飛んできた。虚をつかれた上西は、防御することも出来ず、顔面に拳がめり込む。そのまま、思い切り後方に吹き飛び、転がっていく上西に向け、だるまが、言い放った。
「─骨を喰らう、や!」





