昨日のあさいち録画したの見た。
リアル水木夫妻の「夫婦の価値観など、最初から全然違う。合うと思うな」
には笑った。
そう思ってれば確かに「こんなはずでは…」とは思わないかもね…
さて「カセ」は前に書いた通り、(て、消してしまったのだが)、業界用語で、わざと限定条件を作ること。そうすると面白くなると言われている。

手カセ足カセのカセ。

話全体にハめるカセには、時間のカセ(カウントダウンする時限爆弾)、空間のカセ(潜水艦もの)、状況のカセ(貧乏生活)などがあり、緊迫感を産む。

人物自体にもカセをハめた方がよく、欠点、弱点をわざと作るということ。

ゲゲゲが面白いのは主役の二人に、ノッポで内気とか、傷痍軍人で左腕がない売れない怪奇漫画家で墓場が好きな変人の漫画バカ、とカセをハめているから。

カセがハまっていると、美男美女とか家事をきちんとこなす健気妻とか、仕事熱心で本当は優しい(いわゆるツンデレだが)とかの理想的部分も生きる。(ま、理想的部分が全く無いのもツライのだが)

松坂慶子が絵に書いたような理想的人物でカセがハまっていないからキャラに魅力がない、と思っていたら、先週、ちらっとカゲの部分が出てきた。

カセと言えるか微妙だが、カゲのようなものはあった方がよい。

現実の人間には大抵欠点があり、欠点の無い理想的人物は嘘くさく感じてしまう。欠点を作った方が人間くさくなっていい、というわけである。

前作のうぇる亀が2ちゃんねるで、放送事故とかボロカスに言われたりしているが、うぇる亀に限らず現代ものが難しいのは、今が恵まれた時代で、カセをハめにくいのが最大の理由だと思われる。

もう一つは、職業もの(若い女の子の職業サクセスストーリー)が、ネタぎれ、マンネリ、ということだろう。
先週、フミエが深大寺に行くシーンがあったが、その映像がとてもきれいだった。

フミエが赤いカーディガン着てたが、離れた所に赤い傘があって、その赤がアクセントになってて、全体の構図が完璧で、一枚の絵画みたいだった。

主役が美男美女で二人とも声がいいし、なんといっても音楽(BGM)が美しい。

脚本もきれい。

「トップセールス」見た時は、正直、あんましうまいとは思わなかった。

でも「トップセールス」の時、すでに、きれいな脚本だと思った。

なんて言うか、書き手の品性がきれいな気がした。

そんなものがやっぱり出てしまうんじゃないかなぁ。

しかし、ゲゲゲの脚本はなかなか巧み。外すのが上手ですね。今日もまんまとだまされた。

この話はまた後で詳しく。