旧東海道を歩く(二川宿→白須賀宿→新居宿)【その2】 | まのっちゃお! season3

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真野恵里菜&カントリー・ガールズ&神社巡りが大好きブログ

絶景の潮見坂キラキラ

 

西から歩いて来ると下り坂になりますけど、東から歩いて来ると、かなり急な坂なので、歩くのが結構大変かもあせる

 

そんな潮見坂をまっすぐ下って行くと、

 

 

T字路になり、道標があります

 

 

T字路を左に曲がって、旧白須賀宿になります

 

 

すぐに、神明神社(しんめいじんじゃ)があり、

 

 

白須賀一里塚跡がありました

 

 

しばらくすると、火鎮神社(ほずめじんじゃ)があります

 

 

高台にあり、津波の影響がなかった神社なんだそう

 

 

火鎮神社を後にして歩いて行くと、立場跡があります

 

 

この辺りから、しばらく松並木が続いていました

 

 

しばらく道なりに進み、この交差点を左に曲がります

 

 

すると、枡形のカクカクした曲がり角があり、

 

 

棒鼻跡があります

 

 

棒鼻とは、「是より〇〇宿」みたいな棒状のやつ

 

という事で、江戸から数えて31番目の宿場、新居宿に到着~アップアップ

 

棒鼻跡から、すぐ左に曲がると、

 

 

新居一里塚跡がありました

 

 

途中、御菓子屋さんがあったので、ちょっと休憩…

 

どら焼き専門の「いさごや」

 

 

どら焼きが有名みたいなので、もちろんどら焼きを買いました

 

 

栗入りどら焼きウマ~爆  笑

 

 

街道を真っすぐ歩いて来ると、交差点があり、

 

 

この角に本陣跡がありました

 

 

この交差点から右に曲がると、紀伊国屋という旅籠があります

 

 

現在は資料館になっており、中に入れます

 

入館料は、ここだけだと210円で、新居関所との共通券だと500円になります

 

 

もちろん、新居関所も入る予定なので、共通券を買いました

 

 

昔の新居宿の図

 

 

そして、次の舞阪宿の昔の図

 

 

新居宿から舞阪宿へは、浜名湖を船で渡って行くのですが、約6キロ、2時間の船旅だったそうです

 

 

庭もキレイキラキラ

 

 

旅籠なんで、中は結構広かったです

 

 

そして、昔の枕が置いてありました

 

 

よく時代劇でみるやつ

 

 

テレビで見てると、よくこんな小さくて不安定な枕で寝られるな~って思ってたんですよね

 

で、実際この枕を使って寝てみると…

 

ん?

 

すごく寝やすい!

 

全然不安定な感じがしないし、高さも丁度いい感じの枕だ、これ!

 

今までの先入観が、全て崩れた感じチュー

 

よく見ると、下の台形の部分が、ちょっと角が取れてて扇形になってる

 

 

寝返りがしやすいように、ちょっと枕が斜めになっても大丈夫な造りになってる

 

昔の枕、スゲー!

 

もちろん、現在のようなベッドでは使えないだろうけど、布団だったら、これは最高の枕だと思いますグッド!

 

 

外にある蔵の中にも入れました

 

 

すごく面白かった音譜

 

こういう昔の家を散策するの、俺、好きみたいラブラブ

 

 

そして、紀伊国屋の向かいに、新居関所がありました

 

 

大御門をくぐると、広い敷地に新居関所があります

 

 

大御門をくぐるまでは、無料で通れますけど、ここから先が有料になります

 

 

関所券は400円

 

先ほどの紀伊国屋だけの入館料が210円だったので、共通券で入ると、110円お得になります

 

 

入ってすぐに池みたいなのがあるんですけど、昔はここから浜名湖だったんだそうです

 

 

紀伊国屋にあった昔の図でいうと、赤丸の辺りがココ

 

 

そして、敷地の真ん中にある大きな建物が面番所

 

 

関所改めを行った建物で、現存している建物は、嘉永7年(1854年)の大地震で倒壊したため、安政2年(1855年)から5年かけて建て替えられたものだそうです

 

関所の遺構としては、全国唯一現存する建物で、昭和30年(1955年)に、国の特別史跡に指定されてます

 

もちろん、中に入れます

 

 

こういうリアルな人形があると、ちょっとビックリするあせる

 

昔はここで取り調べを受けてたんですね

 

 

外に出ると、女改之長屋(おんなあらためのながや)という看板があり、先へ進むと、

 

 

長い小屋がありました

 

 

実はこの小屋、江戸の大名の妻女が逃亡しないように取り締まる、「女改め」が行われていた場所

 

 

いわゆる、「入鉄砲に出女」の「出女」の取り調べ

 

男装した女性じゃないかと、着物の裾を広げさせたり、着物を脱がして隅々まで調べてたそうです

 

新居関所は、女性にとって厳しい取り締まりがあったので、別ルート(浜名湖の北側)を通るようになり、その道を姫街道と呼ぶようになったそうです

 

 

姫街道は、御油宿から見付宿までのルート

 

遠回りしてまでも、新居関所を通りたくなかったんでしょうねぇ

 

 

 

更に先へ進むと、資料館がありました

 

 

館内は撮影禁止なので写真はありませんけど、いろんな展示物がありました

 

 

昔は、ここから東は浜名湖だったので、新居宿はここで終了

 

 

その後、新居宿の神社巡りをしてきました

 

湊神社(みなとじんじゃ)

 

 

諏訪神社(すわじんじゃ)

 

 

諏訪神社の手水は、竹筒の中を通って、高い所から水が落ちてくる

 

 

いくつも手水を見てきましたけど、こんなの初めて見たひらめき電球

 

 

この日歩いた歩数は、約3万3000歩でした