旧東海道を歩く(二川宿→白須賀宿→新居宿)【その1】 | まのっちゃお! season3

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真野恵里菜&カントリー・ガールズ&神社巡りが大好きブログ

10/12は、旧東海道を歩いてきました

 

今回は、愛知県の二川宿から静岡県の新居宿までの、東へ向かう旅

 

とうとう静岡県まで行ってきました~アップアップ

 

前回の二川宿からスタート

 

二川宿の江戸口には、二川宿案内所があり、

 

 

その前には、二川一里塚跡があります

 

 

東へ向かって進むと、橋があり、

 

 

橋を渡ると、分かれ道がありました

 

 

本当は左の道が旧東海道らしいんですけど、現在は道が無くなっているので、右に曲がって迂回します

 

すると、国道1号線に出ました

 

 

しばらく1号線を歩いていると、キャベツ畑?が一面にびっくり

 

 

青と緑のコントラストがキレイキラキラ

 

しばらく歩くと、一里山一里塚跡がありました

 

 

他の所みたく、「〇〇一里塚跡」みたいな石碑がなく、祠っぽいのがあったんですけど、これなのかな~

 

 

しばらく歩いて、もうすぐ静岡県という所にファミマがあり、ふと思った事があるんです

 

それは、「コンビニのあんまんの中身が、こしあんとつぶあんの境目が愛知県と静岡県」という事

 

約2年前の調査だと、セブンイレブンは愛知県と静岡県で本当に分かれていましたけど、ファミマでも分かれているのか!?

 

調べる為に、県境に近いファミマへ

 

 

あんまんを買うと、やっぱりつぶあんでした

 

 

静岡県のファミマへ行ったら、あんまん買わないと…と思ってたんですけど、結果から言うと、静岡県側の旧東海道にはファミマがなく、調べられませんでしたあせる

 

 

ファミマから道を進み、しばらくすると大きい交差点があるので、ここを左

 

 

なんか、工事中で迂回してくださいという看板がありました

 

 

道をどんどん進んで行くと、橋があり、

 

 

堺川という川がありました

 

 

この堺川が、愛知県と静岡県の境目

 

とうとう静岡県に入った~アップアップ

 

今年中に、愛知県を全制覇するという目標は達成!

 

っていうか、こんな小さな川が県境なんですねぇ

 

周りを見ると、「静岡県」という看板もないし、なんか静岡県に来た!という実感がない汗

 

反対側を見ると、「愛知県」の看板はあるんですよねー

 

 

実感がないまま、先へ進みます

 

静岡県に入ってすぐに、笠子神社(かさごじんじゃ)がありました

 

 

この笠子神社あたりから、江戸から数えて32番目の宿場、白須賀宿に入ります

 

笠子神社から、左の道へ進み、住宅街へ

 

 

途中、白須賀宿マップがありました

 

 

実はココ、厳密には白須賀宿の加宿で、境宿という場所

 

 

加宿とは、宿場の人馬が少なかったりしたため、隣接する村から人馬を出していた所

 

白須賀宿の人家が少なく、人馬を出せなくなってきたので、隣の村を持ってきた…みたいな事

 

実は白須賀宿、元々この場所にあったわけじゃなく、もっと東の海沿いにあったそうです

 

黒線が今の白須賀宿、青線が元々の白須賀宿

 

 

1707年の大津波で、元々の白須賀宿が被害を受けてしまい、高台にある、現在の白須賀宿の場所へ移動してきたんだそうです

 

そして、この白須賀宿マップのある場所は、猿ケ馬場(さるがばんば)という所で、柏餅が有名な所みたいなんですけど、その話は、また後で…

 

 

旧道らしく、道が狭い

 

所々に、昔の屋号が書いてあるお家がありました

 

 

ここは昔、常磐屋という料理屋さん

 

 

ここは、酒小という酒屋さんだったんですねー

 

途中、神明宮がありました

 

 

そして、道を歩いていると、こんな看板が…

 

 

伊能忠敬白須賀測量地点!?

 

とりあえず、面白そうなので行ってみました

 

 

伊能忠敬がここで測量してたんですねー

 

昔は、ここから富士山が見えたんだとかびっくり

 

現在の富士山のある方向は…

 

 

残念ながら、富士山は見えませんダウンダウン

 

 

旧東海道へ戻り、本陣跡を発見し、

 

 

道がカクカクしてる曲尺手(かねんて)まで来て、白須賀宿は終わり

 

 

しばらく歩くと、道が分かれており、ここを左へ進みます

 

 

すると、何やら石碑がたくさんあります

 

 

ここは潮見坂公園という所で、織田信長が尾張に帰る時、徳川家康がおもてなしをした場所らしい

 

 

ここから見る景色が絶景!

 

 

【近江八景「潮見晴嵐(しおみのせいらん)」】と呼ばれてるみたいです

 

明治天皇もここで休憩されたそうです

 

 

そして、潮見公園からすぐの場所に、「おんやど白須賀」という歴史拠点施設がありました

 

 

休憩がてら見学

 

 

入り口には、畳敷きの休憩スペースがあり、奥には白須賀宿のいろんな資料が展示されていました

 

 

昔の白須賀宿を空から撮った写真

 

 

宿場と海がかなり近いですね

 

ジオラマなどなど…

 

 

そして、白須賀宿に入った所で言ってた、柏餅の事がここで説明されていました

 

 

『天正18(1590)年、豊臣秀吉が小田原へ合戦に進発した時、白須賀宿の西隣の境宿の「猿が番場(さるがばんば)」と呼ばれる場所にある茶屋に立ち寄りました。この茶屋の老夫婦がそてつの餡の入った柏餅を秀吉公に振る舞ったところ、「これはうまい」と言って大そう喜ばれました。

秀吉公はこの合戦で北条氏を打ち破り、大阪へ帰る途中、再びここへ立ち寄り、上機嫌にて「これは大変縁起の良い餅じゃ。今よりこの餅を『猿がばばの勝和餅(かちわもち)』と申すべし」と言って、褒美を与えました。

その後、「勝和餅」は宿場の名物として広まったと言われています。』【湖西市公式HPより】

 

という事で、白須賀宿が、柏餅発祥の地と云われているそうです※諸説あり

 

前回行った二川宿の資料館に、白須賀宿の名物として、柏餅の模型が置いてありました

 

 

施設の方によると、現在は柏餅を出していたお店は無くなり、豊橋市にある会社へ販売権を譲渡されたんだそう

 

という事で、先ほどの湖西市公式HPにも書いてありました、丸八製菓という会社が勝和餅を広める活動をしてるということで、丸八製菓が譲渡先っぽいと思って、後日、柏餅を買いに行ってきました

 

こちらが、丸八製菓さんのお店

 

 

で、店内をくまなく探してみたんだけど、季節じゃないせいか、やっぱり置いてない汗

 

柏餅って、子供の節句くらいでしか食べないですよね…

 

せっかくなので、名物の八雲だんごを買って食べてきました

 

 

うん、美味しい!

 

 

おんやど白須賀を後にして、すぐに坂道を下って行きます

 

 

この坂、潮見坂といい東海道屈指の景勝地として有名な場所

 

 

歌川広重もここの絵を描いています

 

 

そして、その浮世絵の元になった景色がコチラ

 

 

遠くに海が見える~アップアップ

 

坂道がかなり急なので、こういう綺麗な景色ができてるのかもしれませんね

 

絶景だ!

 

 

【その2】に続く…