先日、奈良県に行った一番の理由
それは、春日大社(かすがたいしゃ)の朝のお参り(朝拝)に参加する事
以前、春日大社に来た時、一度参加させていただいた事があったんですけど、久々に、また参加してみたいな~と思って行ってきました
前回のレポートはコチラ
春日大社の一の鳥居
ここから、本殿までが結構遠い
…けど、今回は自転車で行ってるのでスイスイ…でもないんですよね
ここから緩やかな坂になってまして、その上、道がデコボコで結構疲れる
途中の木々が紅葉してたので、のんびり散策しながら自転車こいでました
二の鳥居に到着
早朝なので、あんまり人がいません
鳥居をくぐってすぐに、こんな場所があるんですけど、パッと見、剣の先に見えません?
この場所、その名も、「剣先道(けんさきみち)」といいます
春日大社のHPによると…
「祓戸神社から斜めに分かれる道が剣先道で、分かれ道には扇形に敷石があり、 要の部分の石をよく見ると剣形になっているのでこの名があるとされます。 昔から先端の石は踏んではならないと伝えられています。」
との事
全然知らなかった
先日、なんかのテレビで初めて知って、改めてると、確かに剣の先に見えますよね
更に、HPにはこんな事も書かれてます
「春日祭のときは、藤原姓の人はこの道を通り、藤鳥居をくぐって本殿へ進みました。 」
藤原姓の人がこの道を通れたんですねー
今まで、何も考えずに通ってました
早朝だと、人が少なくていいですよねー
朝拝の時間まで、境内を散策
そして、幣殿の前にある藤棚
「砂ずりの藤」というみたいなんですけど、
春日大社には、藤原氏の祖神・天児屋根命 (アメノコヤネノミコト)が祀られてる事から、藤原氏と春日大社は深い関係にあるそうで、先ほどの剣先道も藤原姓の人が通る道だったり、境内に藤の花が植えられてたり…藤原氏と関係があるっていうのを、先日テレビを見てて、恥ずかしながら初めて知りました
今までは、ただ「藤の花があるんだ~」としか思ってなかったです
そして、朝のお参りの時間
誰でも参加でき、参加料は無料
ただ8時50分頃に、ここに集合すればOK
いつもやってるわけじゃなく、開催日はHPに書いてありますので、見てから行ってみてください
前回もそうでしたけど、厳かな雰囲気で、背筋が伸びる思いです
大祓詞を、宮司さんなど全部で7~8人くらいで読んでいきます
参加者は20人くらいいたのかな
一旦、どこを読んでるのか分からなくなると、追いつくのがほぼ不可能な大祓詞
俺、最初でつまずいて、どこを読んでるのか分からなくなりました
でも、なんとか追いついてよかった
朝拝が終わって、前回はそのまま解散だったんですけど、今は神職さんが境内を案内するとの事だったので、ついて行きました
5~6ヶ所の境内社の前で、ここに祀られた経緯や、どんな神様なのかとか、いろんな話をしていただいて、すごく面白かったです
その中で、今まで全然気づかなかった石灯籠の話
春日大社には、たくさんの石灯籠があるんですけど、その中に二基だけ他と違う石灯籠があるって知ってました?
黒い漆塗りになってる石灯籠と、
金色の石灯籠がある
春日大社に来るたびに、何度もこの前を通ってましたけど、全然気づかなかった
この説明会、毎回違う方が説明されるそうですけど、たまには宮司さんが担当する事もあるそう
いつ来ても楽しい春日大社ですけど、今回は新たな事が知れたり、すごく楽しい旅でした