先日行ってきた、春日大社のレポートです
春日大社の一の鳥居は、県庁から南に行った場所にあります
ここから約1キロ歩いて…
やっと二の鳥居が見えてきます
世界遺産の春日大社
今は、20年に一度の式年造替の時期
式年造替とは、神様がお社ごと引っ越しする遷宮と違い、本殿の場所はそのままで、建て替えや修復をする事
その式年造替の為に、本殿と磐座が特別公開されてるんです
磐座は、なんと初公開!
楽しみ
二の鳥居を歩いて行くと、回廊が見えてくる
回廊の南門が素晴らしい~
南門の前には神石
南門をくぐると、参拝所があります
普段は、ここから本殿に向かって参拝します
本殿の特別公開は8:30からなんですけど、ちょっと早く着いちゃったんで、その辺をブラブラ…
8:30になり、受付をすると記念品がもらえました
竹柏の葉のを模ったシール
竹柏の木は、天然記念物に指定されてる木で、古くから神事に用いられた神聖な木とされてるんだそうです
その葉は、縦に葉脈が通っている事から、葉が硬く横にちぎる事が難しい為、夫婦円満・縁結びの縁起物として尊ばれてるそうです
で、回廊の中に入ると…やっぱり撮影禁止だった
まぁ、しょうがないです(TωT)
回廊の中をグルグル歩いて、境内社などがいくつかありました
そして、初公開の磐座へ~
もうね、スゴイ!の一言です
第一本殿と第二本殿の間にあり、まっ白な岩で、神様が宿ってる…って感じでした
自然であんなに白い岩があるんだ、と思ったら、白の漆喰で塗り固められてるんだとか
雨とかからの浸食を防いでいるのかな?
そして、本殿の前へ…
もうね、すばらしい!の一言です
朱色に塗られた、日吉造りと呼ばれる本殿が四つ並んでおり、本殿と本殿の間には、綺麗な絵が描かれてました
奥から、第一殿・第二殿・第三殿・第四殿
第一殿の御祭神は、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)
第二殿の御祭神は、経津主命(フツヌシノミコト)
第三殿の御祭神は、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
第四殿の御祭神は、比売神(ヒメガミ)
ブラタモリでも紹介してましたけど、四つの本殿は、段差になってる場所に建てられてます
第一殿が一番高く、第四殿が一番低い
パッと見分からないくらいの段差なんですけど、タモリさんすぐ気づきましたねー
俺は、説明書きを読んで、初めて気づきました
いつまで見ても飽きないくらいなんですけど、次へ進みます
回廊の外に出て、一番奥に進むと、御蓋山浮雲峯遥拝所という所があります
御蓋山とは、平城京守護の為、武甕槌命が白鹿に乗って天降りられた山で、現在でも禁足地になってて、入山が厳しく制限されてるんだそうです
ものすごく神聖な場所って感じでした
その後は、南門まで戻って出て終了
本殿を間近で見れて、楽しかった~
今度は境内の中を散策しようと思ったら、9時から朝のお参り(朝拝)というのをしているそうで、ちょっと参加してみる事に
朝拝とは、大祓詞という祝詞を唱える事で、今までは、神職さんや神社職員の方だけが毎朝やってたそうなんですけど、遷都1300年を記念して、一般の人にも参加できるようにしたそうです
その大祓詞というのがこれ
難しい漢字や言葉がずらーっと並んでますけど、古事記を読んだことがある人には、知ってる言葉がちょこちょこ出てくるので、読んでて楽しい
一般客の前に、神職さん達が10人くらいがいて、一定のスピードでひたすら読む
読み終わったら、宮司さんからお話があって終了
私語はもちろん、咳すらできないような空気感
あの、ピーンと張りつめたような空気感が大好き(´∀`)
普段経験できないような経験ができて、すごく楽しかったです
ここには、数多くの境内社や境外社、遥拝所がありました

この他に、若宮15社とよばれるお社があります
若宮15社の中のひとつに、夫婦大国社というのがありまして、
今年は、6年に一度の夫婦大国社の御前立を御開帳するという年なんだそうで、御神像の前で参拝できました
ここでは、御朱印が頂けます
これで15社…じゃなく14社しかない
実は、一番大きな若宮社が撮影禁止で、写真を撮ってくる事ができませんでした(TωT)
自然が多く、鹿もいっぱいいるし、社殿も綺麗だし、散策してて楽しかった
本殿の特別公開や磐座も見れたし、なかなか経験できない朝拝もできて、すごく良かったです
またいつか散策しに来よー(・∀・)ノ
春日大社の御朱印
夫婦大黒社の御朱印