旧東海道を歩く(桑名宿→四日市宿)【その2】 | まのっちゃお! season3

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桑名宿が終わり、旧東海道を歩いて行くと、城南神社(じょうなんじんじゃ)がありました

 

 

この城南神社の一の鳥居、伊勢神宮から御下賜(ごかし:天皇などの身分の高い人が身分の低い人に金品を与える事)された鳥居なんだそうです

 

 

城南神社の御朱印

 

 

城南神社を後にして、先に進みます

 

 

しばらく旧道らしい細い道を歩いて行くと、伊勢両宮常夜燈というがありました

 

 

更に進んで行くと、安永立場という場所があります

 

 

立場という事は、お茶屋さんなどがあった場所

 

 

安永といえば…ここに来る前に、桑名駅の近くで買った安永餅

 

もともと、安永餅は、この安永立場にあったお店なんだそうです

 

 

この安永餅を、安永立場で食べたかったんです~照れ

 

袋から出した写真を撮るのを忘れたので、家で撮った写真

 

 

細長い餅に、粒あんが入っており、表面がこんがり焼かれています

 

これが、めっちゃ美味しい!

 

今でも美味しく感じるんだから、昔の人は、感動するくらい美味しく感じたんだろうと思います

 

今回の夢が一つ叶いましたキラキラ

 

ここで休憩してたら、地元のおじいちゃんと思われる方に声を掛けられまして、安永餅の事や、周辺の事など、いろいろお話を聞けました

 

 

この安永立場から、本当は真っすぐ橋が架かってるんですけど、

 

 

現在は、ここから左手の方に移動しちゃってます

 

 

ちょっと道を戻って、現在の橋を渡ります

 

 

橋を渡ると、すぐ右に曲がり、

 

 

また、すぐ左に曲がります

 

 

橋を渡ると朝日町に入ります

 

 

途中、縄生一里塚跡がありました

 

 

所々に、東海道の文字

 

 

この辺は、小向(おぶけ)という所で、昔は焼き蛤が有名だったらしい

 

 

道を進むと、分かれ道の真ん中に、面白い案内がびっくり

 

 

「ござる」ってチューププーッ!

 

 

のどかな風景を見ながら歩いて行くと、常夜燈がありました

 

 

そして、朝明橋を渡ると、

 

 

四日市市に入ったー!

 

 

しばらく歩くと、富田一里塚跡があります

 

 

その先に、八幡神社(はちまんじんじゃ)がありました

 

 

「楽しい道中を!!」

 

 

この辺りは、富田という所で、ここでも昔が焼き蛤が有名だったそうです

 

 

というか、実は…

 

焼き蛤が有名なのは、昔は桑名ではなく、先ほどの小向(おぶけ)と、この富田だったそうで、江戸の初めに出回っていた各種道中記のどれにも、焼き蛤が桑名の名物とは書かれてなかったそうですひらめき電球

 

当時、富田が桑名藩領だったことから、桑名の焼き蛤となって、有名になっていったみたい

 

 

また、しばらく歩いて行くと、八幡常夜灯がありました

 

 

さらに進むと、大きな松の木があります

 

 

「かわらづの松」というそうで、河原津という地名から名前が付いたみたい

 

四日市の道中には、ここと、もう1本の松しか残ってないそうです

 

 

途中、志氐神社(しでじんじゃ)がありました

 

 

境内がもっと奥にありそうだったので、今回はスルー汗

 

そして、国道1号線に合流

 

 

いかにも古そうな道標

 

 

途中、四日市名物なが餅を売ってる笹井屋があったので、買って行きます

 

 

創業が天文19年(1550年)という老舗のお店

 

 

1号線を歩いて行くと道標があるので、ここから左に曲がり、1号線を外れます

 

 

すると、すぐ左手に、多度神社(たどじんじゃ)がありました

 

 

ここから道を真っすぐ歩いて行くと川があるんですけど、

 

 

その前に、三ツ谷一里塚跡がありました

 

 

昔は、ここから橋が架かってたみたい…ですけど、現在はないので、右に曲がって新しい橋を渡ります

 

 

橋を渡り、すぐ左に曲がります

 

 

四日市宿まで、あと少し!

 

 

途中、創業が文政年間と書かれた、老舗の嶋小餅店(しまこもちてん)というのがあったので、名物の団子を買って行きました

 

 

そして、三滝橋を渡ると、

 

 

江戸から数えて、43番目の四日市宿に到着~アップアップ

 

 

途中、四日市宿資料館なる所もありました

 

 

道を進むと、左右の分かれ道に出るんですけど、

 

 

本当は、ここを真っすぐの道があったみたい

 

今は家が建っており、道がなくなってます

 

 

目の前には、道標がありました

 

 

で、この辺りで四日市宿が終わり

 

 

旧東海道を回避して、新しい道に出ます

 

 

道の向かい側、赤い建物の横に道がありますけど、昔は、ここから斜めに道があったそうです

 

 

またまた旧東海道を回避して、斜めになってる道を歩いて行くと、表参道スワマエと書かれた商店街があります

 

 

そう、旧東海道は、現在は商店街になってます

 

その商店街の前に、諏訪神社(すわじんじゃ)がありました

 

 

ここに来るのは、3回目かな?

 

昔は、旧東海道とか興味なかったんで、東海道沿いにある神社とか、全然知らなかったあせる

 

 

そして、今回の旧東海道を歩く旅は、この諏訪神社で終了

 

神社の隣に、公園があったので、

 

 

ここで、先ほど買った、なが餅と嶋小団子を食べます音譜

 

 

袋から出した写真を撮るのを忘れたので、家に帰ってから新たに撮り直し

 

 

このなが餅、先ほど似たようなのを見ませんでした?

 

そう、安永餅とそっくりなんです!

 

並べて見ると…

 

 

どっちがどっちか分からないでしょ?

 

実は、なが餅は以前食べた事があったんで、安永餅を見た時、なが餅に似てる…って思ってたんですよねー

 

で、食べ比べをしてみると、微妙に違いがある

 

安永餅の方が、表面が香ばしく焼かれており、餅がちょっと固めで、中の粒あんが、なが餅より甘い

 

なが餅も、表面は焼いてあるけど、香ばしいというほどでもなく、やわやわな餅で、中の粒あんが、安永餅より甘さ控えめって感じ

 

似てはいるけど、食べ比べしてみると、意外と違う

 

どっちもすごく美味しいんだけど、どっちかというと、安永餅の方が好みかな

 

皆さんも、機会があったら、ぜひ食べ比べしてみてください照れ

 

このなが餅、長いからなが餅という名前なのかと思ったら、この先にある、日永の追分という、伊勢街道との分かれ道の場所に昔はお店があったそうで、その日永の「永」から取って、「ながもち」なんだそうです

 

 

そして、嶋小の団子

 

 

めっちゃ美味そうキラキラ

 

食べてみると、香ばしいしょうゆ味で、すげー美味しい!

 

お団子も、やわやわモチモチで美味しい~爆  笑

 

こんな美味しいお団子、初めて食べたアップアップ

 

今でも美味しく感じる安永餅となが餅、そして嶋小の団子

 

美味しいから、今でもお店を続けてられるんでしょうね~

 

最後に美味しいものを食べれて、疲れが吹っ飛んだ!

 

 

この日歩いた歩数は、45000歩、距離は30Km、約7時間歩きました