吉備津彦神社の次は、吉備津神社(きびつじんじゃ)に行ってきました
備中国一之宮の神社です
吉備津彦神社と同様に、桃太郎伝説にゆかりのある神社
一の鳥居をくぐり、参道を真っすぐ歩いて行きます
途中の踏切を渡ると、二の鳥居があり、
更に歩いて行くと、吉備津の松並木という看板がある道に出ます
一の鳥居から700メートルくらい歩くと、吉備津神社に到着
入り口の注連柱には、何やら難しい漢字が彫られています
また、矢置岩というのがあり、大吉備津彦命(オオキビツヒコノミコト)が温羅(ウラ)と戦った時、矢を置いた岩みたいです
しめ縄をくぐると、提灯に囲まれた階段があり、
階段を上ると、北随神門があります
北随神門をくぐると、また階段があり、
階段を上がると、拝殿があり、
奥に、本殿があります
御祭神は、大吉備津彦命(オオキビツヒコノミコト)
それにしても、素晴らしい本殿ですねー
入母屋造りを2棟を1棟に結合した、比翼入母屋造(ひよくいりおもやづくり)と言われる造りで、全国にもここにしかないので、吉備津造とも呼ばれています
拝殿・本殿とも国宝に指定されています
そして、拝殿の右手から、あの有名な廻廊に行けます
全長360メートルもある廻廊
何だったかの番組で言ってたけど、何の目的で造られたのかは分からないそうです
この廻廊、歩いてみたかったんです~
そして、廻廊の途中から、右に行ける道がありまして、
突き当りには、御竃殿がありました
この中には、お釜があり、お釜の地中深くには、大吉備津命に退治された温羅の首が埋まっているという伝承があり、鳴釜神事というのが行われています
『命は捕らえた温羅の首をはねて曝しましたが、不思議なことに温羅は大声をあげ唸り響いて止むこと がありませんでした。そこで困った命は家来に命じて犬に喰わせて髑髏にしても唸り声は止まず、ついには当社のお釜殿の釜の下に埋めてしまいましたが、それ でも唸り声は止むことなく近郊の村々に鳴り響きました。命は困り果てていた時、夢枕に温羅の霊が現れて、
「吾が妻、阿曽郷の祝の娘阿曽媛をしてミコトの釜殿の御饌を炊がめよ。もし世の中に事あれば竃の前に参り給はば幸有れば裕に鳴り禍有れば荒らかに 鳴ろう。ミコトは世を捨てて後は霊神と現れ給え。われは一の使者となって四民に賞罰を加えん」
とお告げになりました。命はそのお告げの通りにすると、唸り声も治まり平和が訪れました。』【吉備津神社公式HPより】
境内には、境内社がありました
【一童社(いちどうしゃ)】
【岩山宮(いわやまぐう)】
【えびす宮】
【祖霊社(それいしゃ)】
【水子慰霊社(みずこいれいしゃ)】
【宇賀神社(うがじんじゃ)】
【三社宮(さんしゃぐう)】
【滝祭神社(たきまつりじんじゃ)】
【本宮社(ほんぐうしゃ)】
本宮社が廻廊の一番奥にあるのですが、ここから境内の外に出られることができまして、
ここから、左に曲がり、坂を上ると、
中山茶臼山古墳へ向かう道があります
ここは行くしかないでしょー
という事で、5分くらい山を登ると、一般道に出て、また階段があります
で、その階段が…
すげー長い上に、かなり急な階段になってます
さすがに、休憩しながら登りました
そして、中山茶臼山古墳に到着
吉備津神社の御祭神でもある、大吉備津命のお墓になってます
宮内庁の管轄になってますね
この古墳の前には、備中国と備前国の国境石がありまして、
備中国の一之宮が吉備津神社、備前国の一之宮が吉備津彦命神社になっており、この古墳の右手から、吉備津彦神社に行く事ができます
吉備津彦神社のレポートで、吉備津彦神社から磐座に行った事にしてありますが、実は、こっちから吉備津彦神社の磐座へ行ってました(*´з`)テヘペロ
吉備津神社の御朱印