12/7は、徳島県の上一宮大粟神社(かみいちのみやおおあわじんじゃ)に行ってきました
阿波の国一之宮の論社のひとつに数えられる神社
【論社】とは、調べてみると、『似たような名の神社が二つ以上あって、どれが延喜式に記されている神社か決定し難いものを言う』とのこと
つまり、上一宮大粟神社は、阿波国一之宮かもしれないし、そうでないかもしれないって事?
一の鳥居をくぐり、50メートルほど歩くと、二の鳥居と随神門があります
随神門をくぐると、かなり急になってる坂と階段を上ります
階段を上がりきると、正面に拝殿と本殿があります
御祭神は、大宜都比売命(オゲツヒメノミコト)
神話によると、須佐之男命(スサノオノミコト)が高天原を追放され、出雲国へ行く着く途中、お腹が空いたので、大宜都比売命に食べるものを求めると、いろんな食べ物を差し出しました
大宜都比売命は、口や鼻から食べ物を出していたため、その様子を見ていた須佐之男命は、わざと食べ物を穢して食べさせたのかと怒って、大宜都比売命を殺してしまいました
その時に、大宜都比売命の耳から粟が芽生えたそうです
なので、神社の名前に粟が付いてるのかな?
境内には、境内社や祠がありました
隣には、神宮寺もあります
境内に入ってすぐに、神様の名前が彫ってある柱があったんですけど、
地神塔(じじんとう)というそうで、神奈川県や岡山県、香川県に多く分布するものみたいです
上一宮大粟神社の御朱印
御朱印は、境内社や境外社など、全部で8種類頂けます