金蛇水神社の次は、熊野那智神社(くまのなちじんじゃ)に行ってきました
宮城県の名取市には、『名取熊野三社』というのがあるそうで、まず、熊野那智神社に行ってみました
車で高舘山を上がって行き、神社の駐車場へ
すると、近くに那智山紹樂寺観音堂(なちさんじょうがくじかんのんどう)というお堂がありました
御本尊は、那智十一面観音(ナチジュウウイチメンカンノン)
お堂を通り過ぎ、車道に出ます
ほとんど前が見えない
でも神秘的な雰囲気
駐車場から、徒歩で5分くらいの場所に、熊野那智神社がありました
社号標の横にある看板を見てみると、
男性は左側、女性は右側を通って行くらしい
で、すぐに分かれ道がありました
右手に建物が見えますけど、とりあえず左に行きます
山を下って行くみたい
すると…
あれ?駐車場に戻ってきた('Д')
俺の車がポツンと…
どういう事?
とりあえず、右手にまだまだ下って行く道があるので、山を下ってみました
すると、すぐ大きな広場みたいなとこに出ました
振り向くと階段があり、
右手には、さらに下って行く道があります
どっちどっち?
近くに地図が描かれた看板があったので、見てみるとこんな感じ
まぁ、落ち着いて見れば、後ろの階段を上がって行けばいいのがわかりますけど、この時はちょっと、パニックになってたのか、位置関係がわからず、とりあえず右手の道を下ってみました
しかし、50メートルほど歩いた時に、これは違うと感じて、また広場まで戻り、111段ある階段を上がってみました
すると、最初、展望台だと思ってた、うっすら見えてた建物が、実は神門でした
天気がよかったらすぐわかったと思うんですけど
神門からの眺めはこんな感じ
真っ白…
天気がいいと、こんな感じで景色が見えるらしいです
そして、神門をくぐった先に、拝殿と本殿がありました
御祭神は、羽黒飛龍大神(ハグロヒリュウノオオカミ)・熊野夫須美大神(クマノムスビノオオカミ)
『平安末期名取の地に旭という名の老女が住んでいました。若い頃は毎年のように紀州の熊野三社へ参詣しておりましたが、年老いて熊野へ行くことが難しくなり地域に熊野三社の分霊を祀る小さな祠を建ててお参りをしていました。 そんなある日、老女のもとに旅の山伏が訪れました。その山伏は老女に「私は松島に参詣するため熊野権現へお参りしたところ、夢枕に熊野権現が現れ『奥州に熊野権現を熱心に崇敬する者がいる。昔はよく熊野まで参詣に来ていたが年老いてなかなか来られないようだ。しかしそれでも毎日礼拝を欠かさないその者にこの手紙を渡して欲しい』と申されこれを託されたのです」といい、梛の葉に書かれた手紙を渡しました。そこには『道遠し 年もやうやう老いにけり 思い起こせよ 我も忘れじ』と書かれていました。熊野権現の心遣いに感謝し名取の高舘の地に社殿を建て熊野三社の御分霊を勧請しました。これが現在も残る名取熊野三社です。』【公式HPより】
ちなみに、帰りにわかったんですけど、最初の男性は左側、女性は右側という道、右側の道を歩いて行くと、すぐこの社殿に着きます
本殿横には、石祠がありました
境内には、高舘連理の杉があります
連理の杉の隣には、鐘楼があります
また、先ほどの地図を見ると、近くに那智の滝があるみたいなので、行ってみました
境内奥から、階段を下ります
これが、かなり長い階段で、先が全然見えず、どこまで続いてるのかわからなくて、ちょっと怖かったです
5分くらい下ったのかな?階段を下りたところに、那智の滝と、
飛龍神社(ひりゅうじんじゃ)がありました
那智の滝というと、やっぱり和歌山県のを想像しますけど、宮城県の那智の滝は、想像してたのより、かなり小さい滝でした
熊野那智神社の御朱印