石室神社の次は、河津八幡神社(かわづはちまんじんじゃ)に行ってきました
鳥居をくぐると、すぐ本殿があります
御祭神は、河津三郎祐泰(カワヅサブロウスケヤス)
日本三大仇討に数えられる、曾我兄弟の仇討(そがきょうだいのあだうち)というのがあるそうで、御祭神は、その曾我兄弟の父
兄・十郎祐成(ジュウロウスケナリ)、弟・五郎時政(ゴロウトキムネ)の父・三郎祐泰は、兄弟の祖父・伊藤祐親(イトウスケチカ)と、所領争いで恨みを持っていた叔父・工藤祐経(クドウスケツネ)の部下である、八幡三郎(ヤワタサブロウ)と大見小籐太(オオミコトウタ)に射殺されてしまいます
1193年、兄弟は、工藤祐経の陣屋に討ち入りし、父の仇を取りましたが、兄は討死し、弟は捕らえられ、翌日処刑されてしまいました
この話は、曾我物語として有名なんだそうですが、初めて聞きました
境内には、曾我兄弟の像や、
河津三郎祐泰の像がありました
河津三郎祐泰は、相撲の名手でもあり、四十八手の一つ、河津掛けの考案者と伝わるそうです
他に、境内社の谷津秋葉神社がありました
最初、ここに来る予定じゃなく、帰る途中に河津八幡神社の文字が見えたので寄ってみましたけど、来てよかったです
ここに来なかったら、日本三大仇討とか、一生知らないままだったと思いますね
ちなみに、あと二つは、『忠臣蔵』と『伊賀越えの仇討』だそうです