王子神社・八幡神社の次は、石室神社(いろうじんじゃ)に行ってきました
石室神社は、伊豆半島の最南端にある神社
途中まで車で行けますけど、最後は歩いて行きます
遊覧船乗り場や、灯台がある方へ進み、しばらくすると、遊覧船乗り場の駐車場に到着
道の駅に車を置いて、ここまで自転車で来たので、自転車をここに置いていきます
確か、車は500円、バイクは100円だったと思います
駐車場の横に、役の行者の像がありました
昔、この辺りで、病名不詳の疫病が流行した時、役の行者の夢に十一面観音が現れ、一枚の薬草を授かり、その薬草を山から探し出し、病人にあたえると、たちまち病気平癒したそうです
その時の薬草が、アロエだったという話
だから、近くにアロエのお店があったんだ
ここから遊覧船に乗れますけど、
ここは乗らずに、石室神社を目指します
…楽しそうだけど(-.-)
石室神社へは、この看板の横にある階段を上ります
ここから、往復30分から40分くらい
階段を上ると、結構急な坂道になりますけど、ちゃんと舗装されてるので登りやすいです
10分ほど山を登ると、大きい駐車場が…
見た感じ、最近できたっぽい
車で来た方は、こっちに停めた方がいいですよー
奥の建物に行ってみると、
軽食や、お土産などが売ってるお店
で、石室神社へは、
ここから、さらに奥へ行くみたい
で、駐車場から5分ほど歩くと、鳥居が現れます
鳥居をくぐり、石畳を歩いて行くと、
今度は灯台が現れます
石廊崎灯台というみたい
一応、近くまで行けますけど、まぁ…あんまり興味が
ここから、道が細くなります
海のすぐ横を歩いて行くと、かなり急な階段があり、
階段を下りて行くと、石室神社があります
御祭神は、伊波例命(イレハノミコト)・物忌奈命(モノイミナノミコト)
伊波例命は、海上安全の神
物忌奈命は、学問・産業の神
社殿は、遠くから見ると崖の上に建ってます
社殿の中は撮影禁止でしたが、入り口にこんな事が書いてありました
千石船の帆柱
伊豆七不思議のひとつで、ウキペディアによると、
昔、播州濱田港から塩を運んでいた千石船が石廊崎の沖で嵐に遭い、その帆柱を石廊権現に奉納すると誓って祈ったところ、無事に江戸に到着することができた。その帰途、帆柱奉納のことをすっかり忘れていると、何故か石廊崎の沖で船が進まなくなり、天候が急変して暴風雨となった。往路に誓いを立てたことを思い出した船主が千石船の帆柱を斧で切り倒すと、帆柱はひとりでに波に乗り、断崖絶壁(およそ30メートル)を石廊権現の社殿あたりまで、まるで供えたかのように打ち上げられた。同時に暴風雨も鎮まり、船は無事に播州へ戻ることができたという…事だそうです
その帆柱がこの下から見る事ができます
床がガラス張りになってる~(゜o゜)
ここから、さらに南へ行くと、熊野神社があります
ここが、伊豆半島の最南端
左右から回れるみたい
ここが熊野神社
御祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)
ここには、こんな話が…
この近くに住む、お静という女性と、漁師の幸吉という男性が恋に落ちたのですが、身分の違いで叶わぬ恋であったため、幸吉はここから約9キロ離れた神子元島(みこもとしま)に流されたそうです
幸吉を忘れられないお静は、石廊崎から火を焚いて、幸吉と愛を確かめ合っていました
ある晩、神子元島の幸吉の火が見えなくなり、心配したお静は、小舟を出して神子元島へ向かいますが、大波で舟は進みません
しかし、お静が神に祈った結果、神子元島へ漂着し、2人は無事結ばれました…という話
お静が焚火をしたというのが、この熊野神社が建ってる場所なんだそうです
なんという恋物語
ここから、伊豆七島が見えるみたい
なんとなく島っぽいのは見える
海っていいなぁ~
絶景ですね(*´▽`*)
石室神社の御朱印