石清水八幡宮の次は、大阪の阿遅速雄神社に行ってきました
正門をくぐると鳥居があり、正面に拝殿があります
ここの御祭神は、阿遅鉏高日子根神(アヂスキタカヒコネノカミ)・草薙御神劔御神霊(クサナギノミツルギゴシンレイ)
阿遅鉏高日子根神は、大国主命(オオクニヌシノミコト)と多紀理毘売命(タギリヒメノミコト)の子供で、神話では、天若日子(アメノワカヒコ)の葬儀の時、死んだはずの天若日子と阿遅鉏高日子根神の顔がそっくりだった為、大騒ぎになるという話に出てきます
草薙御神劔御神霊は、八劔大神(ヤツルギノオオカミ)の事で、先日行ってきた成海神社でも書きましたけど、668年に熱田神宮から新羅の僧が草薙の剣を盗み、新羅へ帰る途中、難波の津で大嵐に遭い、流し流され、大和川河口で更に嵐は激しくなり、神罰だと恐れをなして、草薙の剣を放り投げ、逃げたそうです
その後、草薙の剣は里人に拾われ、この阿遅速雄神社に一時的に納められ、草薙の剣の分霊(八劔大神)がここに留まり、草薙の剣は熱田神宮に奉還されました
ちなみに、昔は投げる事を放手(はなちて)と言ってたそうで、それが現在の地名の放出(はなてん)になったんだそうです
放出って、最初は『ほうで』って読んでた
境内には、境内社がありました
他に、大きなクスの木がありまして、
落雷で半分無くなっちゃってますけど、ちゃんと葉をつけてます(´∀`)
拝殿前にある社号票
かなり古い物で、大阪市の有形文化財に指定されてるそうです
境内にいた黒猫ちゃん
思いっきり目が合ってる(///∇//)
阿遅速雄神社の御朱印