昨日は、岐阜県の神社仏閣巡りをしてきました
まず最初に行ったのが、養老寺
ここは、『養老考子伝説』に出てくる考子源丞内(考子とは親によく仕える子の意味)が開いたお寺とされてるそうです
養老考子伝説とは…『昔、貧しいけれど親を敬い大切にしてる樵がいました。毎日、山に登って薪を取ってそれを売り、父を養っていましたが、父の好きなお酒を十分に買う事ができませんでした。
ある日、いつもより山奥に登ると、お酒の匂いがする水が湧き出ていました。そこで腰にぶら下げてたひょうたんに水を入れ、家に帰り父に飲ませたところ、白髪は黒髪になり、顔のシワもなくなり、すっかり若返ったそうです。
その不思議な話は、都に伝えられ、元正天皇は「これは親孝行の心が天地の神々通じてお誉めになったものでしょう」と言い、その地に行幸になり、ご自身で水を浴びると、「私の膚は滑らかになり、痛む所を洗ったらすっかり治りました。めでたい事です。老い養う若返りの水です」と年号を養老と改められたそうです。』
不思議なお話ですねー
このお酒の匂いがする水というのは、この後に行く養老神社の近くに湧き出ています
そして、考子源丞内のお墓がこのお寺の境内にあります
養老寺のある養老公園は、緑の木々や川があって、すごくいい所です
養老寺の御朱印