昨日の神社巡りのレポートです
十津川村の国道を走ってると、『国王神社』という看板を発見
ちょっと気になるので散策
駐車場を下り、坂を下って歩いて行くと鳥居があります
階段を上って、すぐに拝殿
拝殿の奥に、大きな屋根で覆われた本殿があります
ここの御祭神は、長慶天皇
長慶天皇は、第98の天皇
合祀社として、八坂神社・金峰神社・三熊野神社・宗像神社・春日神社・稲荷神社
横には、祖霊社・大将軍神社・若宮神社などが、並んで鎮座されてました
この神社の由緒を見ると…
長慶天皇は、文中2年(1373年)8月御位いを弟の御亀山天皇に譲られ、同年10月まで紀伊国玉川の宮におられたが、賊徒の襲来を受け大和の天川村、五色谷行在所へお移りになったところが、ここでも送徒に襲われたので、もはや運命もこれまでと同所の「廻り岩」で御自害なされた
このとき近侍のものが、ご遺体を水葬に付したところ、数日経て御首が、下流の十津川村上野地字河津の渕(現在地付近)へ流れ着き、毎夜水底より、不思議な一条の光を発した。これをみつけた村人が丁重にこのところへ葬り玉石を安置してお首塚と呼んだ。以上が南帝陵の十津川村における伝説の概略である…由緒書より
その南帝陵が、本殿の裏側にあります
大きな石がひとつだけポツンと…
これが葬り玉石なんですかね?
不思議な十津川伝説が残る国王神社でした