いにしえにありけむ人もわが如かみわの檜原にかざし折りけむ…万葉集

元伊勢伝承地

檜原神社は大神神社の摂社で、崇神天皇が天照大神を豊鍬入姫に託して祭らせた伝えられる元伊勢の伝承地であります
境内からは注連縄越しに二上山が望まれ、夕日のスポットとして人気を博している
祭神は天照若御魂神・伊弉諾尊・伊弉冊尊の三柱とされる
檜原神社から大和盆地を見下ろせば、ちょうど正面に雄大な前方後円墳である箸墓が横たわっている
その手前の集落が箸中で、左手が芝、芝の手前三輪の山裾近くに見えるのが、日本書紀に神浅茅原と記され、その伝承地であろうとされる茅原の集落である
この茅原に、茅原大墓古墳、弁天社古墳、狐塚古墳がある
現身の人なる吾や明日よりは二上山を妹背と吾がみむ…大伯皇女
境内で憩う参拝者
観月や山の辺の道を檜原まで