「手を打てばはいと答える鳥逃げる鯉は集まる猿沢の池」薬師寺管主 山田法胤さんのお話しから。その6 | 伊丹のおくりびと

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伊丹市の幸せ創造企業 速水葬祭二代目創業者 速水英城です。
色んな所で様々な人々に支えられご縁を頂き毎日を過ごしています。
感謝を込めて綴ります。



手を打てば

はいと答える

鳥逃げる

鯉は集まる

猿沢の池



山田法胤さんのお話しも最後になります。

おつかれさまです、速水んです。



舞台の上で

「パンパン」と手を叩き


手を打てば

はいと答える

鳥逃げる

鯉は集まる

猿沢の池

と句を詠まれ、


今、この会場に居られる皆さん

2500人全員が

少しずつ違った聞こえ方をしているんです。



今の句は判りやすく

「パンパン」と手を叩くと

女中さんは「はいはい!」と応え

屋根の上の鳥は危険を感じて逃げ

猿沢の池の鯉は餌を貰えると思い寄って来る。



「手を叩いた」という一つの事象も

聞き方によって

聞こえ方によって

聞いた人によって千差万別なんです。


同じ様に思っていても

人によって捉え方が違うんです。

千人居れば千人の捉え方が有るんです。


そこで大切なのは

「決めてかからない事」



とらわれない事



般若心経に説かれている

「偏らない心、捉われない心」が大切なんです。


世の中の事象はそれ自体が事実なのではなく

偏った心が作り出している幻想なのかもしれない


とらわれない心が大切なんです



そう仰る山田法胤さんのお話しを聞いて

以前に書いたブログを思い出しました。



詳しくはこちら↓

般若心経 現代語訳(関西弁編)

「パンパン」と手を叩く音が聞こえたら

あなたはどう思うでしょうか。。。


この日のPTA連合大会の会場で売っていた山田さんの本。

サイン付きで頂いて来ました。



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