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117番 あなたが幸せだと僕に言ってくれるので

117番目の詩。幸せとは何かを感じながら。

 

あなたが幸せだと僕に言ってくれるので、

僕は幸せだ。

母は僕がどんなに努力しても、

自分の人生は不幸だと言っていた。

 

母は結婚し、僕が生まれた所為で、

不自由な生き方を強いられた。

その能力を社会のために使ったら、

母は実業家になれたのに。

 

戦争に負けた後も女性は夫に使え、

夫から生活費をいただいていた。

西洋の民主主義が導入されても、

女性は男次第で幸せにも不幸にもなる。

 

男に恵まれなかったと母は言っていた。

だから僕が母を幸せにしたいと思っていた。

でも、どんなに出世しても母を幸にできなかった。

今、僕は幸せだ。あなたが幸せだと言ってくれるから。

 

116番 地獄を生きている時に

116番目の詩。本当の支配者に思いをめぐらせながら。

 

地獄を生きている時に、

どうしても抜け出せない絆に縛られ、

逆らえない大人に支配されている

子供の僕がいた。

 

僕はどうしても逆らえないので、

一緒に食事をしたし、

一緒に銭湯も行ったし、

黙って拳骨を受けた。

 

僕がすこぶる上手になったことは

ひたすら我慢すること、

忍耐ならば誰にも負けない。

十字架の地獄は死を友達にして乗り越えられる。

 

支配者って何だろうと思う。

大人も子供も生きるためにお金が必要だ。

みんな平等にお金の奴隷だ。子供の時から僕は

今日を生きるお金があればいいと思うようになった。

 

115番 仕事は面白くないと

115番目の詩。仕事をしたくない若者のことを思いながら。

 

仕事は面白くないと

その若者は思っているのかもしれない。

自分で稼いで自力で生きる、

そんな常識を彼は選択しない。

 

生きるために働くことは

そんなにつまらないことなのだろうか、

自由を奪われることなのだろうか。

世間の人は額に汗して労働力を売る。

 

社会人の多くの人たちが

忍耐しながら働いているのに、

親に依存して働かない若者たちがいる。

支配者に無意識に抵抗しているようだ。

 

僕は働きたい。

僕の培った能力であなたを幸せにできるから。

愛するあなたのために働きたい。

僕も労働力を資本家に売るのは嫌いだけど。