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123番 脳科学のマドンナが僕と同じ

123番目の詩。ひふみ、ですね。何となく予感と使命を感じながら。

 

脳科学のマドンナが僕と同じ

カウンセリングの資格だとは知らなかった。

何となく予感と使命を感じた。

最新のカウンセリング理論が誕生しそうだ。

 

患者の話を聴く、

これはブロイアーが始め、

フロイトが意識化した。

それを広めたのはロジャーズ。

 

話を聴くのは

抑圧された感情を放出するため。

患者の脳は

深い怒り、悲しみ、不安の坩堝。

 

坩堝に上から蓋をしても、

下の割れ目から負のホルモンが染み出てくる。

僕は傾聴して、押さえつけている認知を特定し、

その支配を緩めてあげなければならない。

 

 

122番 人生の全ての問題の答えは愛だという

122番目の詩。なかなか成長できない青年を前にして。

 

人生の全ての問題の答えは愛だという。

人類の全ての問題の答えも愛だという。

目の前の彼を愛する友人は

今のところ僕しかいなくなった。

 

友人がみな離れて行ったと彼は言う。

母親とも父親とも別れて、

今、一人暮らしだ。

話を聞いてくれる友達がいないと彼は言う。

 

僕はそんな彼の話を聴きながら、

そうだね、などと言う。

そして、彼が自分の人生の答えを

自分で見つけるまで待とうと思う。

 

彼が何かに夢中になり、

楽しいと感じる何かが見つかるまで、

彼にとって愛する何かが見つかるまで、

僕は支配せず、ただニコニコと彼の話を聴いていよう。

 

121番 久しぶりで、年金をもらい始めたこの僕が

121番目の詩。公園で幼子に出会って。

 

久しぶりで、年金をもらい始めたこの僕が

ブランコに揺られてみた。

すると目の前に笑顔の子供が現れて

僕の目の前に立った。

 

そうそう、公園のブランコは

君のためにあるんだよね。

おじいちゃんの乗り物ではないよね。

ごめん、ごめん、と僕は無言で微笑んだ。

 

それで僕は滑り台の方へ行って、

我が孫のお守りに戻った。

するとその子がまた僕に近寄って来て

僕の目の前に立った。

 

僕はその子の目をじっと見て、肩を抱いて、こんにちは!

その子は、にこにこ笑って無言で応えてくれた。

3歳半になるのに言葉が遅い、と心配顔のお母さん!

僕はまた、こんにちはと言って、その子の永遠の友になった。