138番 生活は質素に、思想は高潔に!
138番目の詩。詩がもっとも大切だと思いながら。
生活は質素に、思想は高潔に!
かの詩人は言った。
僕の至福がどこにあるのか
僕に教えてくれる父だ。
貨幣の流れに乗って
法律で許されたささやかな欲望を
満足させてみたけれど、
幸せはいつも不安と苦痛と一緒だった。
敵をつくり貨幣を奪い合い
永遠の幸せのために貯金した。
残金を眺めては、永遠の幸せをあざ笑う
自分の声を聞いた。
生活は質素に、思想は高潔に!
幼子が父だとかの詩人は言う。
貧しい僕は幸いだ!
僕の思想はあなたに愛されている。
137番 まだ小さな手を
137番目の詩。幼い子供と散歩して。
まだ小さな手を
握ったり放したり、
横断歩道では手を握り、
歩道では自由にして歩かせる。
歩き疲れると、
だっこ!とせがむ、
ひでさん は直ぐだっこしてくれる、
おんぶにだっこで満足だ。
家に帰れば
コンサートをやろうと言う、
ひでさんがギターで
幼子はピアノを弾くまね。
この子がいつか自分を愛し人を愛し、
すっかり大人になっても、
自分の能力で生きていけるまで、
この手を握ったり放したり。
136番 桜が一番美しいと
136番目の詩。もうじきイースターだなと思いながら。
桜が一番美しいと
あのイギリス人は詩に書いた。
桜は純白の衣を纏い、
イースターのころに咲く。
神が入力したプログラムは
互いに愛することだと
復活した桜は言う、
雪のような花をつけて。
僕はかってにあなたのことを思う、
あなたが僕を愛してくださったので
僕も愛する能力を培いました、
この喜びが僕の桜です。
もうじきイースターがやってきます、
あなたに会える喜びが
心の底から湧いてきます、
またあなたと愛し合えますね。