トラスト -73ページ目

24 メリーさんの羊

メリーさんの羊、

英語を学ぶ人たちなら誰でも知っている歌。

でも、この歌がどんなにか素敵な歌かは日本人にはわからない。

英語で日本人の子供たちは歌わないし、

日本語訳もあまり見かけないし。

どうせ子供たちに覚えさせる

単純な歌なのだろうと思い、

大人たちはもう意に介しない。

 

最後にこんな歌詞がある、

 

「どうして子羊はメリーが大好きなの」

知りたがりの子供たちは声を上げました、

「だって、メリーが子羊のことが大好きだからでしょ」

と先生は答えました。

 

「互いに愛し合いなさい」という声が聞こえてきました。

キリスト教の神髄をさりげなく伝えているんですね。

メリーさんの羊

素敵な歌ですよね。

 

 

23 人生にはなんだかんだと言っても結局

人生にはなんだかんだと言っても結局、

愛が必要なんだとこの年になってつくづく思う。

人生は誰にとっても今が大切だ。

だから今、愛を感じることができるかどうかが問題だ。

 

今、赤ちゃんたちがお母さんやお父さんの愛を感じているだろうか、

今、子供たちが両親に愛されているだろうか、

今、生徒たちが先生に愛されているだろうか、

今、彼や彼女が会社で同僚や上司に愛されているだろうか、

今、妻は夫の愛を感じているだろうか、

今、夫は妻の愛を感じているだろうか、

今、国民は政治家の愛を感じているだろうか、

今、患者は医師や看護師たちの愛を感じているだろうか、

今、老人たちは子供たちの愛を感じているだろうか、

 

いろいろ疑問が湧いてくるけれど、

答えは、否定的な声が聞こえてきそうだ。

もし、今、愛が感じられないとしたら、

例のセロトニンもオキシトシンも分泌されていない。

その結果は病気!

だから人生は空しいと思う結果になる。

死にたくもなるし、殺したくもなる。

でも、僕は負けない。

僕には僕を愛してくれる人たちがいる。

だから絶対に負けない。

いつでも優しく親切な気持ちを忘れずに余生を過ごしていこう、

そんな小さな決意をしている小さな自分が今生きている。

 

22 人間は迷い悩む存在だとハムレットは教えてくれる

人間は迷い悩む存在だとハムレットは教えてくれる。

「〜すべき」

「〜してはいけない」

この二つの掟の間でハムレットは苦悩する。

殺された父の復讐をすべきか、

殺人を犯すべきではないのか、

殺すべきか、殺してはいけないのか、

答えが出ずに悩み続ける。

このような悩みは大なり小なり誰にでも、いつでもある。

この問題の結果にはいくつかのパターンがある。

 

1. 問題を放置しておくとストレスが溜まり自律神経失調症(鬱病も含めて)になる。

2. 悲劇と喜劇のどちらかの結果になる。達成感か失望かを味わう。

3. 常識や法律に照らして社会的に解決する。

4. 全てを神に任せる。成り行き次第、なるようになれ、と決意する。

 

ハムレットは初めに鬱病状態になった、自殺念慮も加わった。

次に、芝居を打って、殺人かどうかを見極めるために狂気を装った。その結果、王の殺人を確信できた。その一方でオフェーリアとの愛を失った。

ところで、問題となっている殺人は暗殺であったので、証拠がなければ社会的に訴えることはできなかった。

結局、ハムレットは、人殺しを良しとせず、愛し合うことを理想としていたので、自分では何も行動せず、なるようになれ、と覚悟を決めた。どのような結果になろうとそれは神の意志によるのだ、全てを神に任せよう、と決意した。

 

悲劇「ハムレット」は世界中で読まれているシェイクスピアの代表作だ。悩める人生を通して、全てを神に任せるという生き方を発見した人間として、我々に最高の生き方を示唆しているのかもしれない。そうかもしれないと思っている自分がいる。ケセラセラ。