■私の思い違い辞典■
【し】 しにせ(老舗)
《間違い度》 ★★★★★
《コメント》 間違わなかった方はちょっと問題です
◇出世魚みたいな漢字
皆さんは出世魚という言葉をご存知ですね? そう,大きくなるにつれて,呼び名が変わる魚です。多少,飛躍するきらいもありますが,似たようなコンセプトの漢字がいくつかあります
つまり,段階を踏んで間違いに気付く漢字です。その代表が,今回取り上げる「老舗」です
◇正しい間違い方
私の考察によりますと,この「老舗」と言う漢字には,「正しい違い方」があります。この漢字を正しく間違わなかった方は,その原因を省察して今後の糧にしていただきたいと思います
では,「正しい間違い方」とはどのようなものかと言いますと,
「ろうほ」 → 「しみせ」 → 「しにせ」
という間違い方です。例えば,この漢字を始めて見て,「しにせ」と読む子供がいたらちょっと困惑しないですか
◇私の運命を変えた(かもしれない)漢字です
私が,この辞典を書こうと思いついたきっかけの一つは,この「老舗」という漢字の思い違いです。ちょっと大げさですが,私の運命を変えた(かもしれない)漢字だからです
話は少し昔に遡ります。勿論,中学生の頃は「ろうほ」と読んでいましたが,大学の受験勉強で「しみせ」であることを知りました。「なるほど,伝統のあるお店だから,しみせか」という感じですね(勿論,この時点でも間違っていたわけですが…)。
で,受験の本番の国語の問題で,何とこの漢字が出題されたんですね。私は笑みを浮かべて迷わず「しみせ」と書きましが,試験が終わって表に出ると予備校の方が問題の解答集を配っていたので受け取って,答えあわせをしていたら,何と「しにせ」と書いてあるじゃないですか
その間違いのせいで(えーっと,真偽は不明です。笑),その学校は不合格でした。
もしその学校に入学していたら,私のその後の運命も大きく変わっていた可能性があり,今の私はないかもしれないです。えっ,なかった方がよかったという声が聞こえたような気がしますが…,空耳ですよね
(不定期に続く)
















































