昨年の話ですが2023年6月18日に新潟県のウラキンシジミのポイントにでかけました。
快晴でウラキンシジミの♂、♀ともに多数いました。
♂は夕方に活発にトネリコの周辺を飛翔します。♀は昼間はあまり飛翔せずトネリコ葉上にいるかヒラヒラと少し飛んだりしています。♀を産卵用に何頭か持ち帰りました。
その後無事に産卵してくれました。
トネリコの樹皮の凹み、割れ目、めくれ等に好んで産卵されます。
トネリコの木は最近は伐採されることが多く、ウラキンシジミ、チョウセンアカシジミには住みにくい世の中になってしまいました・・・。
昔はトネリコの木に刈り取った稲をかけて乾燥させてトネリコは「はざ木」と呼ばれていました。今は稲の乾燥は機械化されておりトネリコの需要はほとんどなくなり伐採されることが多いです。
私が小学生の頃(40年以上前)はトネリコは結構身近に生えていて、夏になるとトネリコにとまっていたアブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミを捕虫網をばさっとかぶせて採った事が大変懐かしいです(^_^)!
2023年6月18日 新潟県 ウラキンシジミのポイント 中央 トネリコの木
2023年6月18日 新潟県 ウラキンシジミ ♀ ♂より大型で裏面の色が明るい
2023年6月18日 ウラキンシジミ♀が産卵の時に好むトネリコの樹皮の凹み
2023年6月18日 ウラキンシジミ♀が産卵の時に好むトネリコの樹皮の割れ目、めくれ
2023年6月20日 ウラキンシジミ♀が産卵したトネリコの樹皮の凹み