2022年5月30~31日 長野県産ムモンアカシジミ幼虫です。
相変わらずアブラムシをよく食べます。
一緒に入れていた蟻はいなくなってしまいました。3齢幼虫からの飼育では蟻は別に入れておかないでもいいような感じです。
ムモンアカシジミの飼育については故鳩山邦夫氏の著書の「チョウを飼う日々」の中に記載があります。その中に「ムモンアカシジミの終齢幼虫にアブラムシを与えすぎると体がフニャフニャになって死亡する」という説明があったのを思い出しました。
動物性タンパクのアブラムシを与えすぎると幼虫がメタボ(糖尿病?)になって死んでしまうという事なのかもしれません。
確か鳩山氏は色々な飼育記事を見るとゼフィルスの幼虫は小型シャーレで飼っていたと思います。
自然界では幼虫はアブラムシを求めて結構な距離を移動するのかと思います。
私は大型シャーレで飼って常にクヌギの新葉を入れており、幼虫の運動が適度になされ、クヌギの新葉を食する事がメタボの予防になるのではと勝手に考えました。
しかし鳩山氏の記載を参考に、少しアブラムシ投与のペース・投与量を落とす事にしました。
故鳩山邦夫氏の著書 「チョウを飼う日々」 飼育に役立つことが満載の楽しい著書です。
おすすめです。
2022年5月30日 ムモンアカシジミ幼虫 ひたすらアブラムシを食す
2022年5月31日 ムモンアカシジミ幼虫 梅の木の枝上のアブラムシを食し残り少なくなってきた
2022年5月31日 ムモンアカシジミ幼虫 時々クヌギの新葉を食す