ウラクロシジミ成虫は夕方に活発に飛び、きらびやかな光景で楽しませてくれます。
ウラクロシジミは20年前に東京の奥多摩で終齢幼虫を採ってきて飼育して以来、出会えていませんでした。
平成27年6月に新潟県でウラクロシジミの♀を採ったので産卵させてみることにしました。
ウラクロシジミの産地には通常マンサクが沢山あり採卵するのはポイントが絞れず結構難しいですが、人工採卵は簡単に多くの卵が得られます(^_^)。
平成27年6月15日 採集してきたウラクロシジミ ♀
平成27年6月15日 ウラクロシジミの産地から採取してきたマンサクの切り枝
平成27年6月15日 マンサクの切り枝の葉を適当にカット
これは成虫が産卵で枝に移動する際、葉が多いと邪魔になるため
平成27年6月15日 産卵装置 ネットをかけて適当に日光があたる窓際等に置く
あまり直射日光が強いと成虫が弱るため注意
平成27年6月21日 マンサクの枝に産卵されたウラクロシジミ卵
1♀で最低50卵は産みます