オオムラサキは蝶屋は一度は恋焦がれるでしょう。私は中学2年生の時に発生時期等よくわからずに新潟のオオムラサキが採れるというある山に8月に行きました。
山頂には休憩小屋があって、そこでおじさんがビールや飲料水を売っていました。おじさんは趣味でオオムラサキを採っていて、私の捕虫網をみて「8月に採りにきたんじゃーもうオスもメスもボロだねー。7月の初めに来ないとキレイなオオムラサキは採れないよ。」と親切に話しかけてくれポイントも教えてくれました。
私はかなり傷んだオスを数頭採り満足していましたが、おじさんが7月に採ったという三角紙に入った完品のオスを親切にも下さいました!
あの時の感動は忘れられません。おじさん本当にありがとうございました。
あの親切なおじさんは今どうしているのかなとふと思い出します・・・・。
それから時は30数年過ぎました。平成25年7月に息子を連れて長野、山梨とオオムラサキを採りに来ました。息子は私の採ったオオムラサキを見たり、樹液のカブトムシを採ったりしてとっても喜んで大興奮していました。
中学2年の時のオオムラサキもとても感動しましたし、今回の息子と採ったオオムラサキも親子で虫とりが出来る幸せにとても感動しました。
この時は、オスが最盛期で、メスは一部エノキの葉裏に蛹もみられました。
写真1枚目 樹液と洗濯ネット内の果実トラップにきたオス (山梨韮崎市)
写真2枚目 オオムラサキ メスの蛹 (長野)
写真3枚目 オオムラサキ 羽化後の蛹殻(長野)
