昨晩、深夜の1:00に寝袋に入ったのですが
就寝中に動物の物音で起こされる
どうやらテントの直ぐ近くまで来ているようで
馬が出すような生きずかいがはっきり聞こえる
音からしてイノシシ、鹿、熊サイスだが時間的にも恐らくイノシシでしょう
食料はビーニール袋に入れ匂いがもれないようにグルグル巻きにして
ロックのできるケースには入れてるが荒らされると自分の朝食がなくなるので
念のためテント内に装備している鉈でクッカーを叩き音で威嚇。
すると直ぐに足音も聞こえなくなり遠くへ逃げたようだ。
しか~し再び寝に入ると今度は雨
テントに打ち付ける雨音が何げに強い。
さっきまで星は出ていたし、これだけ気温が低いのに何で雨・・・
不審に思いながらも久しぶりに聞くテントの中での雨音は意外と心地いいので
そのまま意識を失う
そして早朝4時過ぎ
今度は寒くて目を覚ます。
冬用の寝袋ですが他の装備が甘いので快適感がない(笑)
これなら焚き火の方が暖かいんじゃね
てっな訳で日の出には1時間以上早いが焚き火の方が心地いいので
テントから出てファイヤー
雨のおかげで一面濡れてはいるが若い杉葉を使えば簡単に着火。
寒い時って何げに甘いものが欲しくなるのでアンパンを焼いてみた。
焼きアンパンって初ですが外はカリカリであんことの相性バツグン
熱いコーヒーにもメッチャ合う~
焚き火、アンパン、コーヒー 暖かくて幸せ~
その後は温々と焚き火で暖をとりながら読書のつづきでもと思ったら
今度はまさかのアラレだ~
まっ 山ではごく普通のことですが何て日だ
振り方もハンパないのでテントに逃げ込む
そしてウトウト
1時間ほど寝たのだろうか?
アカゲラの木を突く音で二度寝から目覚める
アカゲラ君ありがとう危うく朝のゴールデンタイムを見過ごすところでした。
さっそくテントから出て変わりゆく朝の変化を五感で楽しむ
そして日課となった朝の水辺の散歩
寝床として野鳥が舞い降りていた池からは自分の気配を察し
一斉に野鳥がテイクオフ。
過去にはここでニホンシカ、キツネ、イノシシ、テンなどを朝の散歩で見ることができましたが
今回も命を吸い取るという獅子紙様は見ることができなかった
そして我が家に戻ったら安室ちゃんを聞きながらノリノリで朝飯作り
余り物を使った本日のモーニング
焼いた食パンにバターとハチミツ
山の朝食って何でこんなに美味いのだろう~
時間経過とともに風向きが180°変わり南風に
さっそく風よけの間口を入れ替え煙を避けて読書の後編へ
焚き火が無ければ凍える寒さでページを捲る手だけが冷た~い。
前日との気温差は10℃以上でハンモックは無理(笑)
本を全て読みきったのでフラフラと自然観察
この湿地帯には1本だけ山桜があるのですがまだ小さなつぼみで
開花は今月の後半でしょう
雪の降る山間部でいちばん最初に緑に色付くのはやっぱコケ類です。
寒々しい景色の中、雪解けと同時に生き生きとした緑に輝き
力強い生命力を感じます
いつの間にか時間は12時
特に山では時間は気にしてないが
ハラが減ってきたので余った食材を全部つかってのぶっこみラーメンをいただく
味噌ラーメンにチーズって合いますよね~
昼からやっとまともに日差しが届くように
それと同時に強風が吹き出し木々が大きく揺れ出す
上空ではかなりの風が吹いているようでゴーゴーと音を出して山が鳴いている。
そろそろ撤収しましょう
焚き火の灰はスコップで土と混ぜ大地の肥料に
風よけに使った丸太類も分解して人の居た気配を完全に消してから下山します。
ってか また来てまた集めなおすと思うけど・・・(笑)
それではさようなら
次はいつになるか分かりませんがまた来ます
帰りに倒木を撤去しておこうとバイクから下り前へ進むと
時間差でスタンドが土に埋まりドタンという音で振り向くとバイクが倒れてる~
オフ車乗りなら誰もが経験するオフ車アルアルです(笑)
今回は積載中なので腰が砕けそうでした
山を下りると強風と風の冷たさを改めて実感
まるで冬のようにメットから少しハミだている顎が凍えそう
グローブをはめている指先まで冷えてくる
道路の温度表示は7℃
後方には雪を被った仙ノ倉山が新潟からの低い雪雲に覆われてる
2000m級の山は間違いなく吹雪でしょう!
帰りもメインの国道は避け交通量の少ない裏道街道を使う
峠を2つ超えると面白いように気温の変化を味わえる。
それと1つ分かったのですが積載で峠を良い感じに攻めると
TWってスイングアームのヨレなのかフレームのヨレなのかリヤにおもしろい挙動がでますね~!
これって足回りをイジった俺のTWだけなのかな・・・?