おばあちゃん | 八王子のアスリートフードとおうちごはん料理教室 陽だまりきっちんのブログ

おばあちゃんは宮崎にいて。
珍しくお電話をもらい、今日もとっても元気でした。

遠いのであまり会えない。
でも忘れた事はない。
心の中の結構な領域をおばあちゃんがしめていて。すごく、大好き。


認知症を患って、とうとうあなたの事もわからない…って聞かされたのは数年前の朝で。

泣きながら仕事に行き、笑わなくてはいけない仕事で、逆に良かったと思ったりした。

初孫だから…と周りに言われなくても大事にされているなーといつも実感させられて、ほんとに可愛がってくれて。


小学生の頃から毎年夏休みには宮崎へ。
中学高校は行けなかったけど、大学で家出を決心して(!)、真っ先におばあちゃんに助けを求めた。

『心配せんでよか、すぐおいで!』

と言われて…何日滞在したかなぁ。
毎晩毎晩遅くまでおしゃべりして、一緒に寝て、たまにおばあちゃんの愚痴を聞いて。

料理教室で最初に宮崎の郷土料理を持ってきたのは、そんな理由。

おばあちゃん、今の私の事はわからないけど、お話していておばあちゃんの頭の中、思い描いているのは小学生の私。

かわいいねぇ、ちいちゃくてねぇ、ほんとにねぇ、そばかすもたくさんで。

って、もう子供2人もいるのにね。
そばかすじゃなくて、しみだし。
しわもあるし。
背もそこそこのびたし。

でもいつまでもちいちゃい私。

おばあちゃん、だーいすきだよ。
って言ってみた。

うん、うん、って喜んで。
知ってるよ、と。
そう、私はおばあちゃん子。

いつまでも元気でいてほしい。
長生きしてほしい。
どうして今の私を忘れちゃったの、という気持ちは封印。