こちらは大野先生の連載が掲載されている『ピアノの本』。
先日銀座ヤマハに立ち寄り『ピアノの本』をゲットした時、ヤマハ入口にはこのような斬新なアルコール消毒が設置されていました。

鍵盤を押してもペダルを踏んでもアルコールが出るけれど、ペダルを踏む場合は勢い良くアルコールが飛んで出るので要注意ビックリマークびっくりあせる
ハーフペダルにしましょうウインク上差し

ところでカップケーキピンクマカロンドーナツジンジャーブレッドマンショートケーキ
一昨日はレッスン口笛
最近レッスンの度に新しい事を教わり、その場で出来る事もあれば、持ち帰って家で出来るようになるまでやってみる事もある。
昨日のレッスンで教わった事は、わりとその場で出来て、音楽が膨らみ、自然に流れるようになった照れ音譜

大野先生のレッスンは、前後の生徒さんや、居合わせた方々が、お互いに聴講するスタイル。
ネイガウスのレッスンも、他の方が聴講出来るスタイルだったらしい(こちらの本でも触れられています)。

レッスンを人に聴かれていると緊張して思うように弾けなかったり、厳しく指導されている時などは舞台裏を見られているようで、昔は嫌だったえー
けれどもうずっとそのスタイルなので慣れてしまい、今では気にならない。

最近の私のレッスンは、大野先生の横でアシスタントさんの方々が聴講している
大抵2名のアシスタントさんが、私のレッスンを聴いている
昨日はレッスン後、珍しく先生が、アシスタントの方に向かって「エリカに聴いてもらいなよウインク」と言って、アシスタントの方の演奏を聴かせてくれた。
その方はもともと繊細な演奏をされる方だけれど、その時の演奏は何かが吹っ切れたような感じがして、彼の繊細さが自然に表出されているように思えた音符

彼曰く、先生に頭の中の状態を変えるように言われ、実践してみたとのこと。
以前は、例えば「シソラソ〜」など音の階名が認識出来る状態で演奏していたけれど、今はもう響きを"聴く事"だけで弾いている。
これは意識を本当にギリギリのところに持って行くので、崖っぷちで弾いているようで怖いし、一歩間違えれば自分が何処を弾いているのかわからなくなる、とお話ししてくれた。

これ、すごくわかるひらめき電球
上手くいくと響きに包まれ、音楽(作品)の中に自分が存在しているような感覚になるけれど、ふと何かの拍子に演奏中に意識が切り替わってしまうと(多分小脳から大脳に切り替わると)、「あれ、今誰が弾いていたんだっけびっくり??」というぐらい、放心状態に陥るガーン

慣れてくると、この意識の加減が上手くいくようになるのだけど、人間の感覚は繊細なのでいつでも上手くいくとは限らない。
上手くいった時には、それまでの演奏時の状態とは別の世界、別の次元、を体感する事が出来るキラキラ

そういうわけで、一昨日も新しい事を教わり、アシスタントの方の演奏の変化を聴かせて頂き、充実したレッスンだったニコニコピンク音符


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