ゴッホ展 @上野の森美術館。

ゴッホは日本人にとても人気があるので行列覚悟で行ったけれど、平日午後だったからか列も無く思ったよりも空いていた。
金土日はかなり混むらしい。

ゴッホは27歳で画家を目指し、37歳で亡くなっている。
つまり彼の絵は、そのたった10年間で描かれたということ。
生涯に売れた絵はたった1枚、とも言われている(諸説あり)。
けれど今では、絵に興味がなくてもゴッホの名を知らない人はいないほどで、彼の絵は多くの人から愛され、何億円という巨額で売買される。
今回のゴッホ展の目玉は、糸杉の絵、白いバラの絵、そしてサン・レミ療養院の庭の絵。
精神病と闘いながらも、サン・レミ療養院の庭を描いた絵は鮮やかな色彩と光に満ちていて、涙が溢れる。
もう少し長く生きていたら、生きているうちに評価されたかもしれないのに。。。

写真左上がサンレミ療養院の庭の絵

スコットランドの国立美術館を何気なく歩いていた時の、ゴッホの絵との強烈な出会い。
あの出会いがなければ私は絵を描いていないし、ピアノにも戻っていなかったかもしれない。

(詳細は過去の記事をご覧ください。)

その後も、私の人生の色々な場面で何かと縁のあるゴッホ。
今では心揺さぶられるというよりは、感性が強すぎて社会に馴染めない困った親戚…というような存在。
絶対的な味方だし、才能を守ってあげたいけれど、ちょっと距離を置いて付き合いたい、という感じ。笑

今回のゴッホ展で驚いたのは、グッズ売り場にスヌーピーのものが沢山あったこと
実は私は、小さい頃からスヌーピーが大好きで、子供用布団は毛布も掛け布団も何もかもスヌーピーだった照れラブラブ
そして小さい私には抱えきれないほど大きなスヌーピーのぬいぐるみをいつもいつも一緒に持ち歩き、おそらく片手で胴体を抱えられないので細い首のところを脇に抱えて引きずって歩いていたのか、スヌーピーの首は残り3本の糸でかろうじて繋がっている状態だったのを覚えている(多分、何度も母が縫い付けてくれていたのだと思う)。

そのスヌーピーが何故ゴッホ展にキョロキョロ??
後から知った話では、「スヌーピーはゴッホが好き」なんだそうで、スヌーピーのアニメ(?)にゴッホが登場するらしい。知らなかったびっくりビックリマーク
そういうわけで、スヌーピーとゴッホのコラボ商品、マグカップ、クリアフォルダ、そして何故かスヌーピー&ゴッホのベビースター(お菓子)まで売られていて、このもはや何のコラボなのかわからないベビースターを皆さん買って帰っていた。

まさかスヌーピーがゴッホを好きだったとは。
そういうわけで、ここには書ききれないエピソードもあり、何かと御縁のあるゴッホ。

画家として過ごした10年。短く哀しい人生。
けれど彼の強いエネルギーは、描かれた眩い陽射し、厚い絵の具、あの筆遣いに、今も宿っている。



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