女性 28歳: 2019年2月に両手首が痛くなり、4月には、両顎が痛み、7月には両膝が痛み、今年の6月には両膝が腫れ、リュウマチと診断され、服薬を始め、両手首の痛みは少しになってきたが、両膝の腫れはあり、早く服薬をやめたいと来院されました。

家族や親族にはリュウマチの患者はいないとのことで、5年前には、ストレスでうつ症状の経験があるとのことです。

診察しますと首の凝りが強く、眼の疲れがありますので、自律神経失調が根本の原因と推察しました。両手首の痛みは、パソコン仕事が原因で、顎の痛みは、就寝中に緊張で歯を食いしばっているためです。

両膝の腫れを治めるために、膝周りに鍼をし、手首の痛みを治めるために手首に鍼をして、さらに、自律神経失調の施術をするこてで腫れや痛みは軽減してゆきます。

リュウマチや免疫不全症候群や膠原病などのように、原因がはっきりしない病気の根本の原因は、ほとんど自律神経の失調が原因で、首の凝りと眼の疲れ具合で判断出来ます。

 鍼灸マッサージ 響 山本

 

女性 68歳: 今年の8月末頃から眠れなくなり、食欲もなくなってきたと来院されました。

その他に、首・肩が凝り、眼がかすみ、喉がつまり、のぼせるとのことです。

お話を伺うと、スマホを長時間使い、テレビもよく視ているとのことです。

これらのことから、眼の疲れと首の凝りからの自律神経失調と判断し治療を始めました。

同時に、スマホの使用は、眼と首に負担がかかるので、必要最小限とし、寝る前は、テレビを

視ないようご指導しました。

最初は、週2回のペースで、通って戴き、症状は、徐々に改善し、14回目頃には、ほぼ症状は治まり、睡眠導入剤無しでもなんとか眠れるようになり、週1回のペースにして、今日は、17回目でしたが、睡眠導入剤無しで眠れるようになったと喜んでおられます。

この方は、鍼の刺激にわりと敏感な方ですので、弱い鍼刺激の治療となるため普通の方よりも治療回数はかかりましたが、ご年配の方の症状でも鍼治療は、十分効果を示せるということです。

 鍼灸マッサージ 響 山本

女性 81歳: 最近、体を動かしたり、背伸びをする時に右の脇腹が痛む、又、喉が詰まると来院されました。クリニックに受診したが、特に異常は見当たらないと言われたとのことです。

右の脇腹が痛む場合は、痛む辺りを打撲したか、或いは、背骨の腰から脇腹に出ている感覚神経を腰の筋肉が凝ったため刺激している場合が大部分です。お聞きしたところ、打撲した覚えは無いとのことですので、腰からの神経痛と判断しました。

又、喉のつまりは、首の凝りが強いため、首の奥で凝った筋肉が、喉にゆく自律神経(交感神経)を刺激しているためと判断しました。

上記の判断をもとに、腰と首回りを主体に刺鍼し、3回目の施術後には、脇腹の痛みは無くなり、喉のつまりもかなり楽になったとのことです。

鍼治療は、20歳前後の若い方ですと、1~2回の施術でほとんど治癒しますが、年齢を重ねるに従って回数が増えてきますが、90歳位までは、十分効果が現れます。

鍼灸マッサージ 響 山本

男性 54歳: 大学の教授をされており、今年の8月頃からコロナ対応もあり寝つきが悪くなり、眠れなくなったとのこと。夜中に、胸にザワザワした感じが出てきて、最近は、胸が締め付けられるような痛みが出て眼が覚め、同時に寝汗をかいて、その後は眠れないとのこと。

又、右の拇指に痺れがあるとのこと。不安感は、朝が強く夕方には改善してゆくとのことです。

小学生から高校生まで柔道をして、最近10年間は、ジムに通って筋トレをやっているとのことです。視力は、両目共1.5とのことです。首はかなりの凝りがありました。

1回目の治療では、首の凝りと眼の疲れをとるための鍼での経絡治療を行いました。

又、不安感が朝方は強く、夕方になると少なくなるとのことで、枕の高さと硬さが合わないと思われ、調整をお願いしました。

2回目に来られた時の話では、前回の鍼施術の翌日はだるさがあり、夜中の胸のザワザワ感と締め付けは変わらないとのことでした。

今までのお話で、下記の通りと判断しました。

1)不眠、寝汗、不安感は、首の凝りが主な原因の自律神経の緊張によるもので、首の凝りの原因は、昔やられた柔道と最近の筋トレによるもの。

2)胸のザワザワ感・しめつけ痛は、肋間神経痛によるもの。これも筋トレが原因で、肋間の筋肉が硬くなり神経を刺激しているため。

3)右拇指の痺れは、首の凝りからの神経痛によるもの。

2回目の施術は、上記の判断をもとに行い、胸の痛みは改善したが、まだ夜中に目が覚めるとのことですが、これから少しずつ改善してゆくと確信しています。

ほとんどの方の場合、自律神経失調は、首の凝りと眼の疲れの複合でおこりますが、この方のように、首の凝りが強い場合は、眼の疲れは少なくても、自律神経失調の症状がでます。

又、筋トレは、十分なストレッチをしないと、筋肉の硬化(凝り)を引き起こしますので注意が必要です。

 鍼灸マッサージ 響 山本

 

 

 

 

 

 

男性 60歳: 先日、5年ぶりに来院されました。 この夏頃から、体温調整がうまくゆかず、胃のみぞおち辺りが痛くなり、もたれるとのこと。その他に、眼の上方が痛くなり、時々咳が出て、めまいもあり、首が痛く、両手足が冷えるとのことです。

拝見すると、頸の凝りが強く、眼の疲れもかなりあり、両手足の冷え以外は、明らかに自律神経失調の症状と判断しました。

首からは手にゆく感覚神経が出ており、首が凝ることによりその神経を圧迫して手の冷えが生じ、又、腰からは足にゆく感覚神経が出ており、腰が凝ることによりその神経を圧迫して足の冷えが出ているものですが、「冷え」以外に、「ほてり」、「しびれ」、「痛み」、「ムズムズ感」などが出る場合もあり、神経痛の症状です。

首の凝りと眼の疲れの主な原因は、永年にわたる長時間のパソコン作業のためですが、ジムで筋肉トレーニングもされているとのことで、それも首の凝りの原因となります。

鍼灸経絡治療により、全ての症状は治まりますが、パソコン作業時に、blue light cutの眼鏡を使用し、姿勢を良くし、筋肉トレーニングの中止なども必要になります。

 鍼灸マッサージ 響 山本

男性 18歳: 歯ぎしりが小学生の頃からひどく、そのため顎関節が痛み、、最近は、鼻水、鼻ずまりがあり、喉が渇き、眼が疲れ、首肩凝りが強いと母親と共に来院されました。

コロナ禍のため、学校の授業は遠隔授業のため一日中パソコンを見ており、そのため、眼が疲れ、首肩凝りもひどいとのことです。

鼻水、鼻ずまり、喉の渇きは、首の凝りと眼の疲れからの自律神経失調の症状と判断しました。

歯ぎしりは、自律神経が緊張状態の睡眠中に生じますが、小学生の頃からの場合、自動車事故や、階段から落ちた時などに首を傷めたため、頸の筋肉が硬くなり、自律神経を刺激していたのではと推測されます。

一日中パソコンを見ているため、眼精疲労が生じ、又、パソコン使用時の前かがみの姿勢のため首肩凝りが強くなったものです。

鍼灸経絡治療により、終わった直後には、「首肩が軽くなった」と言われ、次回来院された時には、「鼻水、鼻ずまりは治り、喉の渇きは、感じないが、歯ぎしり、額関節の痛みは、治っていない」とのことでした。

歯ぎしりは、小学生の頃からのもので、それの原因の頸の凝りは、かなり強いものですので、1回の施術では改善しないものの、回数を重ねることにより軽減します。

この患者さんの場合、遠隔授業によるパソコン作業のため、首肩凝りと眼の疲れが強くなり、自律神経失調の症状が現れたものですが、これからは、小学生の頃からパソコンを使う授業が増え、スマホの使用も増えますので、首肩凝りと眼の疲れにより、若年層の自律神経失調患者が急激に増加し、社会問題化することは明らかです。

その対策として、医師の方々が、「首の凝りと眼の疲れが、自律神経失調症の主原因である」ことを早く認めてくれることを祈ります。

 

鍼灸マッサージ 響 山本

 

女性 51歳: 2ヶ月前から、突然めまい、息苦しさ、極度の不安感、動悸が出てきて、病院で血液検査をしたが、異常無しと言われたが、何をするにも怖ろしくなり、死んでしまうのではないかという恐怖感も出てきて、ネットで検索したところ、私の所で同じような症状の方が多く治療を受けていることを知り来院されたとのことです。

他に、不眠、喉のつまり、頭痛などの症状もあるとのことです。

首、肩、背中、腰の凝りが強く、眼の疲れが強いとのことで、典型的な頸の凝りと眼の疲れが原因の自律神経失調と判断し、この症状の原因と鍼治療方法を説明しました。

1年前に首肩凝りで中国針の治療を受けられたが、治療中に突然動悸が始まったとのことで鍼治療に不安感をお持ちでしたが、突然の動悸の原因が、鍼刺激が強すぎたためと説明し、治療を始めました。

中国針の話より、敏感な体質の方と判断し、弱い刺激での経絡治療を行いました。

治療が終わってすぐに、「嘘? 気分がすっきりし、首、肩、眼が楽になって、怖い」と本当に驚かれた調子で話されたので、これが鍼の経絡治療ですとご説明しましたが、半信半疑のようでした。

このように、劇的に治療効果が現れることはしばしばありますが、年配の方ですと、2~3日で症状が少し戻りますので、この方の場合でも5回前後の治療は必要と思います。

又、4歳頃にタクシーにはねられたことがあるとのことで、その後遺症が首に現れていることもあり、この場合は、もっと治療回数がかかる場合もあります。

 鍼灸マッサージ 響 山本

女性 47歳: 3年前にもめまいなどの症状で来院されていましたが、最近、両手に力が入らなくなり、両足もフワフワした感じがする。2週間後に北海道に旅行するので、それまでになんとしても治したいと来院されました。

首、肩が凝り、手が痺れ、眠れなく、疲れ易く、便秘、小便が近く、体重も減っており、体も冷えるとのことです。

美容師の仕事をされており、前かがみの姿勢が多く、頸肩こりが強く、又、眼も疲れておられました。

両足がフワフワする感じは、めまいの症状で、頸の凝りと眼の疲れからの自律神経失調が原因です。

両手に力が入らないのは、頸が凝り両腕にゆく神経を圧迫している神経痛の症状です。

治療は、頸の凝りと眼の疲れをとる鍼灸経絡治療を行い、初回で半分位楽になったと言われ、1週間に4回の治療で無事旅行に行かれ戻られました。

 鍼灸マッサージ 響 山本

女性 22歳: 最近鼻詰まりで良く眠れず、疲労がたまっていると来院されました。

鼻詰まりで来られる患者さんは、珍しく、理由は、妊娠中なので薬を使わないで治療したいとのことでした。鼻詰まりの原因は、花粉症などのアレルギーによるもの、自律神経失調によるもの、鼻の構造によるものなどが考えられますが、先ず、鍼の経絡治療を試してみることにしました。その結果、翌日には鼻の通りが改善したとのことでしたが、耳鼻科でアレルギー検査も受けて戴くことにしました。その結果は、たいしたアレルギーは無いとのことでしたので、経絡治療を続けてみることをご提案しました。

首・肩凝りもひどいと言われていましたので、首・肩凝りを改善し、自律神経のバランスを整えることで改善治癒が期待出来たからです。

現在5回程治療しましたが、鼻詰まりは、ほぼ治癒し、首・肩こりもかなり楽になったと喜ばれています。

 鍼灸マッサージ 響山本

 

女性 40歳: 眼の疲れと頸の凝りからの自律神経失調症で1年以上通院されている方ですが、春になると体がだるく体調が悪くなると言われました。

長期の通院で、最初に来院された時の、頭が重い、めまいがする、動悸、胸苦しいなどの症状は、大幅に改善しているだけに、眼の疲れと頸の凝りが原因の症状ではなさそうでした。

朝の起床時は調子が良いが、外を散歩をすると悪くなるとのことです。

他に、毎年春になると、くしゃみや眼の痛みなどの花粉症が出ているが、今年はその症状は無いが、体が何となくだるく、重いという方がおられました。

お二人の手の脈を診ると、お二人とも花粉症の脈が出ていました。

後者の方を花粉症として治療すると改善しましたので、前者の方も同じように治療するとやはり改善しました。従って、春に花粉が飛び出して、花粉症の症状がくしゃみや涙や鼻水のように表に出ないで、体の内部に作用していると考えられました。体の内部と言っても、自律神経の交感神経を刺激しているものと思われます。

春になるとうつ症状の患者さんが増え、一般的には生活環境の変化が原因と言われていますが、花粉症の内攻も一因と思われます。

 鍼灸マッサージ 響 山本