女性 40歳: 眼の疲れと頸の凝りからの自律神経失調症で1年以上通院されている方ですが、春になると体がだるく体調が悪くなると言われました。

長期の通院で、最初に来院された時の、頭が重い、めまいがする、動悸、胸苦しいなどの症状は、大幅に改善しているだけに、眼の疲れと頸の凝りが原因の症状ではなさそうでした。

朝の起床時は調子が良いが、外を散歩をすると悪くなるとのことです。

他に、毎年春になると、くしゃみや眼の痛みなどの花粉症が出ているが、今年はその症状は無いが、体が何となくだるく、重いという方がおられました。

お二人の手の脈を診ると、お二人とも花粉症の脈が出ていました。

後者の方を花粉症として治療すると改善しましたので、前者の方も同じように治療するとやはり改善しました。従って、春に花粉が飛び出して、花粉症の症状がくしゃみや涙や鼻水のように表に出ないで、体の内部に作用していると考えられました。体の内部と言っても、自律神経の交感神経を刺激しているものと思われます。

春になるとうつ症状の患者さんが増え、一般的には生活環境の変化が原因と言われていますが、花粉症の内攻も一因と思われます。

 鍼灸マッサージ 響 山本

女性 27歳:半年ぐらい前から眠れなくなった。過食があり、頸が痛く、めまいがし、喉が渇き、腹が張り、胃が痛く、吐き気がし、下痢もし、疲れ易く、冷えもあるとのことです。

ネイリストを5年間されており、視力は両眼とも0.1程度とのことです。

お話を聞くだけで、眼の疲れと頸の凝りからの自律神経失調と分かりました。

ネイリストの方は、時々来られますが、仕事の間は前かがみの姿勢のためいやでも頸の凝りが強くなりますので、それに眼の疲れが加わると自律神経の交感神経が緊張し、自律神経失調の症状が出てきます。

8回の鍼治療で、全ての症状は収まりましたが、未だ睡眠が浅い状態で、もう少し鍼治療が必要です。「眠りが浅い」状態は、自律神経失調症の初期の段階で、逆に治療の最終段階と言えます。

鍼灸マッサージ響 山本

男性 36歳: 昨年の11月頃から相続の手続きや仕事の多忙のためストレスがたまり、頭痛や頸の痛みや肩こりがひどくなってきた。

12月の中頃、起床時に頭が重く、体がだるくなってきて、さらに37度前後の微熱が出るようになり、寝つきも悪くなってきた。12月末にはインフルエンザにもかかった。

1月に入り、5軒の鍼灸院で治療を受けたが、効果を感じたのは1軒だけだったと来院されました。

今までの経過と症状をお聞きして、すぐに頸の凝りと眼の疲れからの自律神経失調と説明しましたが、そのような説明を受けたのは初めてと驚いておられました。

先の効果を感じた鍼灸院からは、自宅でお灸をするようにとの指示を受けたとのことでしたが、この症状には全く無意味とご説明しました。(残念ながら、これまで受けられた治療院は、症状の原因も分析せずに鍼灸治療を行っているため、当然ながら効果は無いわけです。)

私の鍼治療を受けられた後、ずいぶん体が楽になった、これで治りそうだと喜んで帰られました。

 鍼灸マッサージ響 山本

男性 30歳 :: 3ヶ月前から頸の凝りが強くなり、座っているとだるさ、気持ち悪さ、肩こりを感じるが、整形外科でのX線写真では異常が無いと言われて来院されました。

小学5年生の頃から過敏性腸症候群と診断され、トイレが近く、手先、足先の冷えがあり、手の震えもあるとのことです。又、口が粘り、のどが渇くとのことです。又、ふくらはぎにだるさを感じるとのことです。視力は、両目共、0.01ぐらいとのことで眼が凝り易い体質です。

姿勢を診察すると、猫背気味で、右肩が左肩より下がっており、頸椎のずれがみられました。

診察の結果として、

1)頸と眼の凝りにより、頸の奥を足っている自律神経の交感神経が刺激を受けて自律神経失調の症状として、過敏性腸症候群が現れ、又、だるさ、気持ち悪さ、口の粘り、喉の渇き、動悸、吐き気などの症状が出て、

2)頸の凝りにより、肩から指先に足っている腕神経群が刺激を受けて、肩こり、手先の冷え、手の震えが出て、

3)腰の凝りにより、坐骨神経が刺激を受けて、ふくらはぎのだるさが出ている、と説明し、

全ての症状は、鍼治療により大幅に改善・治癒することを説明しました。

又、頸椎のずれの改善のため、カイロ治療家も紹介しました。

頸の凝りの原因の大本は、幼い頃、何らかの原因で頸の骨(頸椎)がずれたためで、小学生の頃からの過敏性腸症候群の原因と思われます。

このような多岐にわたる症状も鍼灸治療で改善・治癒してゆきます。

現在の西洋医学では対応出来ません。

 鍼灸マッサージ 響 山本

 

男性 47歳: 10年前にうつと診断され、半年休職していたが、今年の秋に再発して現在休職中とのことです。 8月頃から寝つきが悪くなり、仕事に強いストレスを感じて事務的な仕事が出来なくなったとのことです。

身長が180cmあり、猫背気味の姿勢で、又、20年前のバイク事故のためと思われる頸椎のゆがみが認められました。 このため、頸の凝りが強くなり、又、ご本人は自覚しておられませんでしたが、事務仕事のためか眼の凝りもありました。

鍼治療後、気分がすっきりしているとのことでしたので、うつ症状は、自律神経の交感神経の緊張が強くなったためで、脳神経性のうつ病ではなく、頸と眼の凝りの鍼治療で治癒することを説明し、抗うつ薬は、自律神経性のうつ症状には治癒効果はないので、少しずつ減らすよう説明しました。又、頸椎の調整も必要なので、その信頼出来るカイロ治療家も紹介しました。

これらの処置で、おそらく1ヶ月以内には仕事に復帰出来ると予測しています。

この方の場合、心療内科の医師は、仕事のストレスによるうつ病との診断をしましたが、通常医師は、何故発症したかを追求はしませんので、頸と眼の凝りにより自律神経が緊張していたため、仕事のストレスで自律神経失調症が発症し易い状況にあったことは分かっていません。そのため、無駄な抗うつ薬の投与が行われることになります。

又、交通事故やスキーでの転倒などによる頸のむち打ちによる後遺症は、数十年後に出ることも多いいようです。

 鍼灸マッサージ 響 山本

女性 26歳: 海外旅行後、1週間前からめまい、動悸、頭痛(こめかみ)、胸が苦しい、

両手先のしびれ、左足の拇趾のしびれが出てきたと来院されました。

視力は、両方共0.01以下で、眼の奥も痛いとのことです。受付事務の仕事で、パソコンはそれ程使っていないとのことですが、仕事以外の時間は、1日8~9時間スマホを使っているとのことでした。

背の高い方で、スマホを使っている時は、前かがみの下向きの姿勢で、そのため頸が日常的に凝っていて、又、毎日長時間のスマホ使用のため眼の疲れが酷い状態で、海外旅行で、エコノミークラスの利用のため、頸の凝りがより強くなったため、自律神経失調の症状が出たものです。

手指の痺れは、頸の凝りによる神経痛の症状で、足拇趾の痺れは、腰が硬くなったための座骨神経痛の症状です。

自律神経失調の症状は、頸の凝りと眼の疲れを鍼治療で軽減することにより、又、手足の神経痛の症状は、頸と腰の凝りを鍼治療で軽減することにより即座に改善し、西洋医療よりは圧倒的に優位にあります。

この方の場合は、未だお若いので、2~3回の治療で終わります。

スマホの使用を出来るだけ控えることと、姿勢を良くすることで再発もかなり予防出来ますが、若い方のスマホの長時間使用が増えていますので、これからは、このような若い患者さんが急増すると思われます。

鍼灸マッサージ 響 山本

女性 21歳: 中学生の頃から常に顔がほてった感じがして、お腹が張ってガスが出やすいと来院されました。最近まで4ヶ月間、他の鍼灸院に通って少し良くなったが、それ以上の改善が無いとのことです。

診察させて戴くと、正座で右肩が左肩より下がっており、頸椎が少しずれているようでした。

頸椎が少しずれていると、鍼治療をして頸の凝りしと症状が改善してもすぐに頸の凝りが戻り、症状も戻ってしまいます。子供の頃から頸と肩の凝りが強いという方は、大概これが原因です。これを治すには、カイロプラクティックで頸椎のずれをまず正すことが必要です。

私も、50年前に車を運転中にトラックに横をぶつっけられ、その衝撃で頸椎がずれたようで、昨年あたりから頸の凝りが強くなってきましたので、2ヶ月前にカイロプラクティックで調整してもらい、現在はほとんど凝りを感じなくなりました。

この方の場合も、頸椎のずれを治せば、後は、鍼治療で完治までもってゆけます。

子供の頸椎のずれの原因は、出生時のトラブル、階段などでの落下、自転車での転倒など様々です。

 

鍼灸マッサージ響 山本

 

女性 27歳: 高校2年生の時にいじめにあい、不登校となり、卒業はしたが、その後は引きこもり状態で、うつ病と診断されたが、フラシュバッグがひどく、眠れず、頭痛、めまいがして、頸と肩の凝りと痛みが強いと来院されました。

診断させて戴いたところ、眼の疲れと頸の凝りが強い典型的な自律神経失調の症状でした。

主な原因は、スマホの過度の使用です。

鍼の経絡治療を十数回行いましたが、少しずつ改善して、現在はフラシュバッグは、ほとんど出なくなり、精神薬の減薬も進めておられますので、もう少しで普通の生活がおくれることと思います。

この方の場合は、発症して10年近く経っているため、治療回数も多くなっています。

もし、心療内科の医師が、自律神経性うつ症状と脳神経性うつ病との違いを勉強していれば、この患者さんは、10年という貴重な時間を治療に費やすことがなかったはずで、この医師の怠慢は、犯罪に等しいもので激しい憤りを覚えます。

 鍼灸マッサージ響 山本英治

女性 18歳(高3): 今年の初めにだるい、頭痛、吐き気などの症状が出始めて、心療内科でうつ病と診断され、精神薬の服用を始めたが、いっこうに改善せず、薬の種類は、5種類にもなり、学校にも通えなくなり、来年卒業が危ぶまれていると母娘で来院されました。

診断させて戴くと、眼の疲れと頸の凝りが強い典型的な自律神経失調の症状でした。

その原因は、視力の弱い方のスマホの過度の使用でした。

鍼の経絡治療をして、スマホを極力使用しないよう指導したところ、1回の治療で全ての症状が消えました。

これは、年齢が若く、眼の疲れと頸の凝りの慢性度が弱かったためです。中・高校生や大学受験生も時々来られますが、ほとんど1~2回の鍼治療で終わります。

残念なのは、ほとんどの心療内科医が、自律神経性のうつ症状と脳神経性のうつ病との違いを知らず、自律神経性のうつ症状に精神薬は治療効果が無いことを知らないことです。勉強不足と怠慢としか言いようがありません。

このような誤診の患者さんは数知れないはずです。

 鍼灸マッサージ響 山本英治

男性 37歳: 去年の10月頃に発症し、食事を飲み込みずらく、電車に乗ると息苦しく、過呼吸になり、又、長い時間仕事での話が出来ず今年の4月から休職中と来院されました。

視力は、両方共0.01程度で、最近、頸や肩の凝りを感じるようになったとのことです。

診断させて戴くと、眼の凝りが強く、又、頸と肩の凝りも強く、典型的な自律神経失調の状態でした。

眼の凝りが強いのは、仕事でのパソコン作業や車の運転のためで、頸の凝りは、姿勢が猫背になっているため、頭の重さを頸で支えていることと、20歳の頃、スノボーで転倒された際のむち打ちの影響もあると思われました。

早速、鍼治療をさせて戴きましたが、3回目までは、十分な改善効果が出ませんでしたが、4回目からは、症状の改善がみられ始めました。

症状の改善過程は、非常に個人差があります。頸と眼の凝りの慢性度が永い程、徐々に改善してゆきます。

鍼灸マッサージ 響 山本