「何度言えばいいんだよっ!」って? | MCFマネジメントコンサルティングファーム代表のつぶやき

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企業支援に強いコンサルティングファーム代表のつぶやきです。経営のノウハウ、ハウツー、ウラ話、雑感など呟きます。得意は企業の資金繰り改善と企業再生です。

電車の中で見かけた朝日新聞の広告に掲載されていた
「三つ叱って五つ褒め七つ教えて子は育つ」の言葉
いろいろ考えさせられました。


最近では家庭や学校内での躾が行き届かず
高校や大学を卒業して会社へ入社しても
社会を知らなさすぎる(無視する?)年齢だけ大人の人たちが増えてしまいました。


最近社員教育にお呼び頂くことが多くなった理由も
そんな現状に企業様が頭を抱えた結果なのかもしれません。


怒るではなく叱る
これは感情的になるかならないかで区別します。
怒るは感情的になり怒る側が自分の腹いせのためにやってしまいます。
これに対し叱るは
あくまでも叱られる相手の成長を願ってきつくたしなめるものであり
そこに感情が入り込む余地はありません。


また、褒めるというのも猫かわいがりや甘えさせることとは異なります。
褒めるとは相手の行動や心の中をじっくり観察の上
その人間性に言及するものであって
猫かわいがりのようにとにかくかわいがっている方の満足を得るためや
甘えさせるのように相手に依頼心を増幅させるようなものとは異なります。


また、三つ、五つ、七つという回数も
相手の成長を願う身としては必要な割合だと思います。
相手の成長を願いたしなめるべきものはしっかりたしなめ
良いところはどんどん褒め
根気よく教えて成長を促す
子育ては人格形成です。


近道はないのかもしれませんね。