ダブルエース(ニューギン)
■大当り確率80分の1+役物振り分け
*新要件2回権利物
新要件に移行し現金機で唯一合法的に連荘が認められた権利物は甘目の確率と
役物振り分けを融合させる事によって、一撃性を持ちながらもゲーム性が受け入れ
られ、数多くのヒット機種が生まれました。
この台も三共のタイムショックⅠ・平和のバレリーナと並んで新要件ヒット権利物と
なっています。
デジタルは80分の1ながら6分の1の役物振り分けが存在する為、デジタルは割と
回るように調整される事が多く、電チューに拾われた玉に一喜一憂する事が出来ま
した。残念ながら役物の玉の動きは単調だったのですが、開放時間が2秒と長かっ
たので、一度の開放で複数個の入賞があれば、期待度が大幅にアップするという
楽しみもありました。
しかしながら、こういったスペックはホールでの調整の難しさや、ゴトまがいの行為
(台叩きなど)のチェックも必要な為次第に設置が敬遠されるようになり、権利発生は
ほぼデジタルのみで決定という機種が幅を効かすようになっていきました。
フィーバーザウルスⅡ(三共)
■大当り確率???
かつてフィーバー機といえばドラムデジパチの代名詞でもありました。
実際ドラム方式を採用しているのは三共だけであり、その三共がドラム機
以外は登場させていませんでしたので、当たり前と言えば当たり前の話
なのですが・・・
しかし、デジパチの設置比率に関する(自主)規制が解禁されると、稼動の
主力はそれまでの羽根物から徐々にデジパチが中心になり、複数の機種が
ホールに導入されるようになりました。
デジパチの王者三共もその状況には、さすがにドラム機だけではシェアが
維持できないと考えたのか、ついに非ドラム機の販売に乗り出しました。
その第一弾となったのが7セグ表示を採用したこの台だったのです。
三共初のデジタル機という事で登場時はかなりの話題にはなったものの
ゲーム性は至ってシンプルで残念ながら人気の程は芳しくありませんでした。
しかし、その直後にはフィーバーザウルスSP でドットデジパチでスマッシュヒット。
その後はドラム機と並行で各種デジパチも登場させるようになり、初の液晶デジパチ
フィーバーパワフルⅢ で大ヒットを飛ばし、王者の貫禄を示す事となります。
尚、三共がデジパチを登場させるようになると同時に、各メーカーはそれまで自粛
していた?ドラム機の開発に乗り出すようになりメーカーの独自性が薄れていくよう
になりました。
フィーバーミラクルⅠ(三共)
■大当り確率???
デジパチの出玉規制で1300個時代に突入すると、各機種とも大当り図柄を増やす事に
よって、「見た目の当り易さ」をアピールするようになりました。
そんな折、新たな試みとして取り入れられた機能として「1個戻しのスタートチャッカー」
というものがあります。
ポケットに入賞しても1個しか玉が戻ってこないわけですから、当然の事ながらバンバン
入賞します。このシステムは一時かなりの機種に採用されデジパチのみならず、羽根物
権利物、一発台でも登場しています。
しかしながら、その殆どが止め打ちやストップボタンによって何らかの攻略を受け(当たり
前といえば当たり前ですが・・・)いつしか姿を消してしまいました。
1個戻しデジパチはこのフィーバーミラクルを始め、西陣のワンボールギャラリー、平和の
レーザースペーシー等も登場していますが、ストップボタンを利用した分回しによって簡単に
攻略されてしまいました。
レッドライオン(西陣)
オーソドックスなゲーム性ながら、役物内での吸い込まれるような玉の動きと
V入賞率の個体差(癖)の激しさにより、プロアマ問わず抜群の支持を受け全国的に
設置された人気機種。
下段ステージ落ちた玉は「そのままVへ飛び込む」「ステージではねるようにVへ向う」
「玉同士の干渉でVへ誘導される」と様々なパターンが存在し、特に玉の跳ね方には台
の癖が顕著に現われ、釘だけ出なく役物の癖を把握する必要がありました。
又、羽根のバネが緩んでくると複数の玉が、開放された羽根に一旦貯留される形となり
V入賞率が飛躍的にアップする要因ともなりましたので、そういうバネの劣化した台を
いち早く見つける事も重要視されていました。
単発で拾われた玉が羽根の中央まで吸い込まれるとほぼ外れとなりましたので、打ち方
を工夫する事で入賞率や継続率に差をつける事も出来ました。
シンプルながらも効果音やデザイン等トータル的な完成度は高く、その後も度々リメイク
されてはいるものの、やはり初代の独特の魅力を再現するには至っていないような気がします。
■おまけ動画
Mr・コメディ(西陣)
■大当り確率???
ゲーム性やスペック等は全く不明ながら、この機種が歴史に名を残すきっかけと
なったのは「初の音声合成」を採用したからです。
リーチアクションもなかった時代に大当り図柄が停止する度に「いち!」とか「なな」と
いう具合に停止出目をお知らせする演出がついていたのです。
その後京楽のドリームセブンやまさむらのフラッシュセブンの登場によって「リーチ!」
等、音声による期待感の演出が登場し現在では当り前のように搭載されている事を
考えれば、最初に取り入れたこの機種はもっと評価されても良いのでは???
残念ながら当時の西陣はデジパチよりも羽根物や権利物の開発・販売を重視してい
たようで、設置も少なくあまり話題にならなかったのが惜しまれます。




