CRフィーバーパワフルⅡ(三共)
■大当り確率
設定1:218分の1
設定2:240分の1
設定3:260分の1
三共初の液晶デジパチであり、ドラムの特性を上手く活かした独特の8ラインと
保留玉連荘機でロングランヒットを続けたパワフルⅢ は、実はこっそりとCRバージョンでも
登場しています。
しかしながら、現金機は保留玉で16分の1という比較的期待の持てる連荘確率だったにも
関らずCRタイプはオールフルーツ図柄で揃った場合のみ次回まで確率変動という先告知
であり、更に肝心の突入率が11分の1という、ほとんどおまけに近いゲーム性だった為、
設置がないまま、人知れず姿を消してしまいました。
これは現金機が「保通協の検査を誤魔化していた」のに対しCR機は「内規に準じた合法連荘機」
というのが影響していたようです。
当時は、現金機の非合法(黙認)連荘機がデジパチの主流であり、お上主導で勧められたCR機
はヒット機種を移植しても、全く魅力を感じないスペックとなっていた為です。
しかも、この頃はまだ電チューも搭載されていませんでしたから、確率アップはあっても当たるまでは
自力で回さなければならなかったのです。
この頃は打ち手も、ホールもメーカーも、更には専門誌までもがCR機の必要性に疑問符を抱いていた
のですが、まさか現在のようにここまで普及するとは夢にも思いませんでした(本当に・・・)
この台も、何とか現金機に対抗できるようにか、アタッカー部分をスライド式にして出玉を稼ごうとしてい
た節が感じられますね。
パワフルⅢが登場した時、実は現金機タイプのパワフルⅡも発表されたのですが(正式販売はなし)、
それはもしかしたらCRゲージを採用したタイプだったのかも??
クインテッド(三洋)
この機種にはなんと上下ステージの概念が存在しません。
羽根の動きも独特で、上部が内側、下部が外側へずれるように開き、中央部分に出来た
スペースから入賞を狙うというものでした。構造上、役物横の風車も羽根の開閉に合わせ
てスライドするようになっています。
拾われた玉は、中央の穴に吸い込まれたら大当りというものです。
ステ-ジにウエーブがかかっており、左右どちらからでも手前の山を越えないと決して、
大当りする事はありません。たまに勢いが突き過ぎてVを通り越したりはしますが、基本
的に役物自体はかなり甘いスペックとなっています。
但し、入賞すればほぼ完走というスペックなので、出玉は下皿一杯にすらならない程度
でしたね。この台では打ち止めとか考えずに、とりあえず1箱(800個)位貯まったらそれ
で充分だったような・・・
当時はまだ羽根物といえばゼロ戦タイプでしたので、こういう特殊なタイプはあまり設置が
ありませんでした。それでも記憶に残っているのには理由があり、実は自分の釘読みはこ
の台から始まったのです(というか意識するようになった)。
隣り合った2軒に両方設置されていたのですが、最初に打っていたお店は「鳴きはいいが
あまり拾われない」という調整がされていました。
比較対象がないのではそれが当たり前と思っていたので、何も考えていませんでしたが、
たまたま隣のお店で打った時「鳴きは悪いが、羽根は抜群」という調整だったのです。
最初のお店では滅多に出ない打ち止め台が頻繁に発生しているのです。
「何で普段打っている台と、こんなに違うのだろう?」
この2つのお店を行き来して違いを必死で探しました。
その結果「羽根の横にある風車横の三角釘」、これが寄りを調整する為に重要な役割を
果たしている事に気づいたのです。(さすがにアタッカーの釘の違いはすぐにわかりました)
当時は役物の癖という、出玉を左右する大きな要因もありましたが、出る台の判断に必要な
釘を発見した事実に多いに興奮したものです。
でも、だからといって勝てるようになったかというのは別問題です。
「こういう調整をしていれば絶対勝てる」というような台を発見する事は、当たり前ですが滅多に
お目にかかる事は出来ませんでしたから・・・
しかし「この台で何で出たんだ?」というような打ち止め台に度々遭遇するようになりました。
そこから「この台は、この釘で大丈夫」「この台はここまで開けても駄目」という見た目に騙され
ないようになったのが最大の収穫でもありました。
その後、パチンコ必勝ガイドが創刊され「パチプロ日記」で同じような記述があり、
「あぁ、自分の考えは間違ってなかったんだな」・・・・と。
スーパーカブキ2(奥村)
■大当り確率253分の1
美麗な画面で人気を博した2回権利物。兄弟機に3回権利タイプもありどちらも
ロングランの稼動を続けました。
デジタル部分は蛍光管(超微細ドット)が採用されており、単色ながらも描き込まれた
表示方式は当時の液晶画面に勝るとも劣らない秀逸な出来となっています。
同一図柄揃いだけでなく、歌舞伎図柄と女形図柄の組み合わせは全て大当りになって
いる等、打ち手を飽きさせない工夫が随所にこらされていました。
実はマイナー機となってしまいましたが、デジパチでも兄弟機が登場しています。
奥村は他にもモナコサーカスという機種で演出が同じ権利物とデジパチも発表しています。
権利物の抽選方式がデジタル演出メインとなった頃から、デジパチと区分する意味があまり
なくなってきてはいたのですが、このような機種が登場したと言う事は、メーカーもジャンル分け
の必要性を感じなくなっていたのかも知れませんね。
実際、連荘機が規制された状況での権利物のメリットというのは「現金機で確率変動が使用出来る」
事位しかなかったような気がしますし・・・・
CRビッグソロッター2(大一)
■大当り確率400分の1(425分の1・450.5分の1)
*確変突入率3分の1&2回ループ
2回ループCR機の基本スペックは、大当り確率が400分の1前後だったにも
関らず、何故か大一だけは低確率マシンを数多く登場させていました。
その中でスマッシュヒットと言えるのがこの台ではないでしょうか?
盤面を占領する巨大デジタル部分は正にビッグソロッターという名前にふさわしい
迫力がありました。
この頃はまだ、ステージという概念が希薄でしたので、こういう奇抜な台はほとんどが
いびつなゲージ構成だったのですが、この台の場合基本的にすべての玉がヘソに向う
という点で、まだ受け入れられたのかも知れません。
当時は過激な連荘機を数多く登場させていた大一の台ですので、これも「これだけ確率
が低いのは絶対何かある」とあらぬ疑いをかけられていましたね。
そのお陰か、やたら客つきがよかったような気が・・・・w
パッキークラブ(西陣)
どこぞで見た事があるようなキャラに、何となく聞いた事があるような機種名。
勿論この時代の話ですから、タイアップではなくパクリですw
しかも一発台ですから見た目の可愛らしさに騙されたらえらい目にあいます。
但し、振分けにデジタルを使用するタイプですので、台の癖といった、特有の
偏りははなく、比較的遊べるタイプと言えるかも知れません。
天下のスタート入賞→中央デジタル作動→7が停止で大当り(10分の1)
大当りになると先ずデジタル下のアタッカーが5秒間開き、3分割された左側に
入賞でようやく権利獲得となります。
全国的にはヒットしたのだと思うのですが、不思議な事に地元には全く導入されず
一度も実機を見た事がありません。
一発台は打ち手にもホールにもこだわりがあったのか、一度客がついた台はなか
なか外されなかったのも原因かも知れませんが・・・
微妙な釘調整が要求される為、ホールも折角覚えた調整を又一からやり直すよりも
確実性のある設置機種の方を優先したのかも知れませんね。これは同様に打ち手にも
言える事で、釘や役物の癖を把握したのに、又新しく覚え直すのは面倒だったのではと・・・
メーカーも当然そういった事情は理解していたはずですので、この台はどちらかというと
大型店やチェーン店なんかをターゲットに登場させたのではないでしょうか?
■追記
YM3812さん が動画をアップされました




