前回記事のつづきです。
よく「神仏を信仰する」と
ひとことで言われることが多いですが
神様を信仰する感度と
仏様を信仰する感度は
違うものであり、
ほとんどの人が
どちらか一方に少しだけ近いそうです。
ちょうど半分ずつ
という人はまれなのだとか。
詳しくは識子さんのこの本に。
私はどちらかというと
神様系かな。
それなのに…
私は
日本の代表的なある神社と
以前はとても相性が悪くて
その事実が
受け入れがたかったものでした。
その神社とは、
出雲大社でした。
まだ20代の
神様アンテナも全然なかった頃、
初めて出雲大社を訪れたときに、
鳥居のあたりで
ものすごく拒否られているのを
感じた私でした。
神様は拒否なんかしないので、
拒否するとしたら眷属でしょうか？
もしかすると、私が前世で、
出雲の神様に失礼なことをして
眷属を怒らせてしまったとか、ね。
その「拒否られていた感じ」のことを思い出すと、
その後もいろいろあったなと思い出しました。
・
・
・
その相性の悪さは
徐々に解消されていき
今はもう大丈夫です。
でも以前がそうだったため
私はどこかで
「出雲」じたいを敬遠していました。
ところがこの春、出雲の
立石神社・一畑薬師・鰐淵寺を訪れて
心が震える体験をしました。
特に鰐淵寺に関しては
見えない世界から
参拝前から参拝後に至るまで
並々ならぬサインをもらいました。
鰐淵寺と比叡山の無動寺(滋賀県)の関係を
わざわざ知らされたり
７年前、日御碕神社(出雲市)で目撃した
神前読経の理由を
とうとう知ることになったり。
それらのサインは全部、
修験道とか修行という点で共通していて
そのことを私に向かって
しつこく主張してきているのがわかりました。
理由はわからなかったけれど。
ところで
鰐淵寺は出雲において
かつて出雲大社の祭神を
本来のオオクニヌシからスサノオに
変えてしまうほどの影響力を
持っていたそうです。
しかし江戸時代になると
出雲大社は
全国で最も早く神仏分離を実現し
祭神はスサノオから
本来のオオクニヌシに戻されました。
その歴史を知ると、
鰐淵寺と出雲大社に
軋轢があった時期があったのだろうなと
容易に想像がつきます。
それらを知ったとき
私の中で
ある仮説が浮かび上がりました。
もしかしたら、
私はその時代に
「鰐淵寺」側の人物だったのかもしれない
と。
仏教に肩入れする私が
出雲大社の眷属に
「神様に失礼だろう！」と思われることを
もしもしたのなら
出雲大社の眷属に
あんなに拒否される理由も
納得できます。
さらに
もしかしたら私はその頃、
「真実を知りたい」と言いながら
仏教を通して
答えを探求していたかもしれないし
もしかしたら山で
修行みたいなことをしていたかもしれません。
(今世は山が好きなわけでもないのに、霊山となったら
考えられないくらいのスピードで登れるのってもしや…)
識子さんによると
神仏霊能力は、
自分が神様系なのか、仏様系なのか
そこを知っておくことが
能力アップのコツだそうです。
私はずっと
自分は神様系だ
と思ってやってきたけれど
見えない世界があれだけ
修験道や修行というキーワードを
私に示すことから察すると
私は自分で思うよりも
仏様系に寄っている
のかもしれません。
これまで参拝した場所の中から
心底「馴染むわぁ～」と感じた場所を
ピックアップしてみると
なるほど
修験道が盛んだった場所が多いです。
ということはつまり
今の私が霊能力をアップしたいなら
そういうところで練習するのが
最も効果的だということです。
見えない世界はそれを
一生懸命私に伝えたくて
あんなにサインを
出してくれていたのですね。
あなたは
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