間違ってしまうと大変 | 頂点を目指すアスリートのコンンディショニングするトレーナー 山本高史

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広島のはつかいち駅から徒歩5分の整体院 ほぐし庵やまもとのブログです。その他、トレーナーの活動記録や日々の出来事ブログです。

昨日、大会会場にて
他の大学選手が競技後に過換気症候群になりました

ビニール袋によるペーパーバック法をしてましたので
それは、まずいかな~って言っていたら
即座に、それを止めて普通に呼吸が出来るように


その場の対処をしてくれていたのも他の大学生選手


該当選手の大学のマネージャー?は
どうしたらいいのやらとあたふたするだけ


私もずっと付いていても仕方ないので
帯同チームのリレー種目を応援し
その後、会話も出来ることを確認して
自分の大学の控え場所へ帰らせました



1時間後に、修道大学の監督さんが
血相書いて私の元へ


救急車の要請を受けたんだけどと


まさかの再発をしていました
そして、仰向けに寝て
苦しそうに…

チアノーゼ
手足の痙攣

深呼吸をする必要はないのですが
さすがに気道は仰向けだと確保が…


即座に横向きにして
マネージャーと会話を続けさせ
小さな浅い呼吸をするように誘導


救急隊員を待ち引き継ぎを


中国四国地区の学生達は
私がトレーナーであることを知っている学生も多いのですが
該当選手の大学は、あまり係わりがないことなら
相談もなく1時間もそのまま回復を待ったみたいです


搬送後の様子は全く情報が入らないので
わからないのですが


まずは、ペーパーバック法は今はやらない


対処法をネットで調べても分かることですが
しかし、載っていないのが、寝かせ方


救急法を習えば、気道の確保ってやりますよね


意識が無い人の場合と思いがちですが
意識があっても過呼吸の状態にあれば
本人は体力使って呼吸をしないといけないので
横向きに寝る方が呼吸はしやすい


本来はどうなのか
救急隊員に聞けませんでしたが
私が現場で対応してきて
間違いなく、横向きに寝せていた方が
回復は早かったですので




簡単な救急法から怪我の対処方法まで
機会あれば、マネージャー集めての
講習会をやった方がいいのかもしれませんね