子どもたちが「先手先手」という言葉の意味を間違って覚えてしまうんじゃないか? 言うとくけど、いまの政府のコロナ対策すべて「後手後手」(ごてごて)ですからね。
これに限らず、いまの政府に関わる人たち(安倍以降が顕著かもしれないが)日本語を破壊していると思う・・。言葉をもっと大事に正確に使ってくれと思う・・。
で、やっぱり東京オリンピックは直前であっても期間中であっても「中止」一択だと思います。
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これだけじゃなんなんで・・
ZOOM授業にはやっと慣れてきたけど、ZOOM会議は相変わらず苦手だ〜。終わるとどっと疲れる。
で、あらためて考えてみると、ZOOMに限らずわたしって会議苦手だったわ。会社勤めのときでもね。
どんなふうに苦手かというと、「必要な情報」を聴き逃してしまったり、不正確に聞いてしまったりするのだ。
文書で書いてあるときには、ぱっと見で「必要な情報」を探し当てることができる。(これは文章読解にも通じるけど、読むことに長けた人は、ぱっと見で「重要な文章」に傍線を引くことができる。だから斜め読みとか速読とかもできる・・。自分がその能力あると思い込んでるのはただの思い上がりで、実は斜め読みしてても「自分の欲しい情報」にだけフォーカスしていて、それは筆者の意図とちがってるかもしれないけどね。)
つまり、わたしは視覚的に「文章を読む」能力はある程度あると思うのだが、聴覚的に「聴いて必要な情報を得る」力がどうも弱いらしいのだ。
具体的にはこんな感じ。喋る人が喋っている。ああ、どうでもいい前振りとか周辺語りを語ってはるわぁ〜→ぼーっと聞く。ああ、そんなもん配布資料読めばわかることを喋ったはるわぁ〜→ぼーっと聞く。そうやってぼーっと聞いていると、突然、聞き逃してはいけない情報がパッとやってくる。で、聞き逃す。あるいは誤解する。で、議論になったときなど的外れなことを言って場を混乱させてしまったり、必要な情報・重要な情報の欠けたまま動いて後々困ったりする。
で、自分がこんな感じなもんで、自分が語る立場になったとき(講義などでも)、聞くひとがちゃんと必要な情報を得て帰ってくれることを心がけていろいろ工夫します。まあ、どうでもいいことはできるだけ言わない。この辺はぼーっと聞いてていいよぉ〜の部分と、これだけは聞き逃さないでね、の部分のメリハリをつける。特に大事なところはポイントを板書したり、繰り返したり。繰り返します。しつこいほど繰り返す。
それでも、やっぱり、個人差はあるけどね。「こないだ、ここ大事なところやからしっかり覚えといてね、て言うたやん」なところを一週間できれいに忘れてる子とか・・。すごく注意深い聴き手だと、わたしが何の気なしにほろっと言うたことから、すごく大事なことを学んでくれることもあります。これは聞いた情報をちゃんと自分で解釈して、もっと豊かな情報に変化させてるんだね。語ったわたしがそこから学ぶことも多いです。
落語や演芸やラジオドラマなどの語り芸の場合は、「情報を得ること」が目的ではないから、ずーっと語り手の語りのリズムに身を任せて、その流れ全部を楽しめばいいんだけど、講義や会議の場合「必要な情報を得る」ことが第一義なので、そのつもりで語り、そのつもりで聞く必要があります。
予備校や塾の講師でこの語り芸がめちゃくちゃ上手い方がいて(わたしは残念ながらそういう能力はない。声がいいと褒められたことはあるけど・・)、そういう先生方の授業をあたかも芸を聞くように楽しんで、「ああ楽しかったな」「面白かったな」で帰ってしまって、学ぶべきことを学んでこなかった・・みたいな生徒さんたちが少なからずいます。これにはお気をつけて。