どうしたもんかといつも思うのだけど…
国語苦手な子に限って、長文読解問題の課題文をそもそも読まない。
本文読まずにいきなり問題を始める。問題に出ている箇所の周辺をちょこちょこ読んで、塾などで教えてもらった小手先のコツで手がかりを探して解答を書く。

いったいそういうコツというか、解答を見つける小手先の指導を、誰が始めたのか、どこの塾でも多かれ少なかれそういうのを教えているらしく(実は私も教えているけど)、早い子でもう小学校3年生ぐらいから、そういうやりかたで答えを見つけるのが「国語」の勉強だと思ってる子がいる。

それがぴったりはまればまあええようなもんだが、的外れな場合も多い。
いや、当たっていたとしてもよくない。もっとよくないかもしれない。それでOKだと思い込んでしまうと、その子は「文章を読む」ということを取り違えたままになってしまうだろう。
それでテストの点数が取れていたとしても、それは本当に読解したことにはならないから。
そんなこといくら繰り返しても、ちっとも読解力など身につかないから。

「まず本文を読め~!」と私は指導するのだが、そんなことしてると試験で時間が足りなくなってしまうと子どもは言う。ホントに国語のできる子はちゃんと読んでから始めるのだが、苦手な子は時間がなくなってしまう恐怖感もあるらしい。
私がきっちり見てると本文を読むところから始めるが、実際のテストでいちいち傍について指導するわけにもいかないから、結局は本文を読まないまま解いてる子ってかなりいると思う。

どれぐらいいるのだろう?
一度統計とってみるとおもしろいかも。
先の私の記事、最後の文がやたらと長いのに気づかれましたか?
語りかけに近い文章、それも最後の決めの文ということで、書くほうとしては計算して長くしてあるわけですが…。
もしこれが作文だったら、「一文が長い」と添削が入っているところですね。

一文がやたらと長い文章、常体と敬体が入り交じった文章、俗語や卑語、方言…これらは、作文に使ったら必ず朱が入るところです。
でも、そうした禁じ手も、どんどん使って構わない場面、また使うことによって文章がより強くなるケースもあります。
だけど、作文や論文では直す。それは、受験や学校教育のなかにおける作文というものは、「文章のうまさ」「文章じたいの強度」を競うものではないからです。
作文が試験に出る場合、何が採点対象になるのか?
合格作文と不合格作文の差はなんなのか?
そもそも、誰がその作文や論文を見るのか?
…そういうことを考えて書かなければ、受験という場における「合格作文」は書けません。

また、文章力のある子ならどんな応用もきくのですが、それほど文章力のない子でも、きちんとした文章(いわば日本語の標準的な文章)が書けるようになるため、基礎の基礎を叩きこんでおくという意味もありますね。

さて、今回のこの記事も、もし受験作文として書いたのなら、どこにどれだけ朱が入るでしょうか?(笑)
家庭教師については、頼まれたときに余裕があって条件があえばお引き受けするだけです。
以前は「プロ家庭教師」をうたう業者に登録したこともあったのですが、やめてしまいました。
(業者に対して言いたいことはいろいろあるのですが、今はやめておきましょう)。

伺うご家庭は、やっぱりみごとに富裕層が多いですね。
お医者さんや会社の役員・社長さん、また土地の旧家、資産家のご家庭が多いです。
受験勉強用にお子さんに高級マンションの一室を借りてあげているケースも、何度かありました。

そのような恵まれた環境で、家庭教師もそれぞれの分野におけるプロを科目ごとにつけてもらって、だからスイスイ合格できるかといえば、そうとも限らないのがおもしろいところです。

何もかもお膳立てしてもらって環境を整えてもらっている子は、何かと先生に頼りがち。
いけないケースでは、「先生向け」の顔をつくることを覚えてしまって、先生に対してできたとごまかせればいいやと勘違いしている子さえいます。(こちらは決してごまかされはしませんが…)。

家庭教師をつければどうやったって成績は伸びるのですが、最終的に志望校に合格できるかどうか、それは、そういう環境にあっても自分を厳しい目でしっかり見つめることができ、自分自身で伸びていく意欲と力を持っているかどうかにかかっているような気がします。
塾教師としてのキャリアはもう25年を越えます。(家庭教師も同じくらいです)。
最初は学生時代、友達と一緒に小さな塾を開いたり、家庭教師のアルバイトをしたりといったところからですね。
というと、もうだいたいの年齢はおわかりかと思います。

このブログでは、あえて本名や顔や身分等をあかさず、いろんなことを率直に書いていきたいと思っています。
ひとつは、生徒さんなどのプライバシーへの配慮です。
もうひとつは、いまの雇い主(塾、予備校)に知られるとまずいことでも、正直に書きたいからです。

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関西一円なら家庭教師に出向きますし、作文・論文添削や執筆などのご依頼は、全国からお受けします。
はじめまして。
ブログというものを始めてみました。
これから少しずつ書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。