特別支援学校教員を19年してきました。

 

10歳軽度知的障害女の子を子育て中

 

保育園時代を振り返りつつ、

 

小学生の現在のことも書いてます


衣替えのアプローチポイント


 




10月まだ、暑い日もありますが

衣替え、、、

 

自閉症の子ども達の中には

難しいお子さんもいるのでは滝汗

 

特別支援学校では、

白い半袖シャツしか着られないお子さんも

いらっしゃいました。

 

ということで

 





衣替えを乗り越えるためのポイント5


 



 

 

 

①予告する

・1週間前〜3日前までには、絵カードと長袖、長ズボンなど具体物を見せる。

・カレンダーに長袖イラストカード、もしくは写真カードを貼りカウントダウンする

 

 

②気温◯度以下は、長袖と決めておく

・子どもと一緒に温度をあらかじめ決めておきましょう。

・季節の変わり目は、毎朝、温度計をチェックします。

 

 

③着られたらご褒美、ほめる

・これを着たら、これあげると具体的を見せる

・ご褒美は、その場で終われるもの、食べ物、くすぐり遊び、

(YouTubeやゲームは終われなくて危険かも、、、)

・着られたらすぐにほめちぎる、「かっこいいよ!」「ステキ」「○○と同じだね!にあってるよ!」

 

 

④素材、色、キャラクターなどその子の得意分野の服の把握しておく

・好きなキャラクターモチーフの物を用意しておく

・普段からどういう触感のものが苦手なのか試しておくと良いでしょう。

(支援学校にいた子どもでは、木綿なら着られる、白いやわらかな素材ならOKなどありました)

 

 

⑤子どもが頑張れそうな場面で着せてみる

・好きな場所へお出かけの時に、あえてチャレンジしてみる。

・じいじ、ばあばの家でチャレンジしてみる。(特性は理解してもらっておく)

・好きな人からプレゼントしてもらう、その場で着る。

・好きな人とおそろいで着てみる。

 

 

なんでも試してみるのがポイントです!

実際、試してダメなことの方が多い

心、ポッキリ折れそうですが、、、、、ネガティブネガティブネガティブ

 

 

「こだわり」は、自閉症には、

つきものです笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

「本格的に寒くなるまでに、長袖にできればいっか」

「いつかは、このこだわりはなくなるのだから」

 

とあきらめたような、うけいれたような無気力

余裕のある態度で接することは

お互いのためになりますね

 


子どもも、そのへんは、

敏感に感じているものです泣

 

 

 

実際、私が接したお子さん(小4)は、

半袖しか着られなくて

冬になると欠席になっていました。

(ご自宅に車がないおうちで自転車で送迎されていたので)

 



キラキラ中学生になって、長袖が着られるようになりましたキラキラ

 



環境が変わったり、何かしらの変化だったりで

「今までのこだわりはなんだったのー??」

 

と思うくらいこだりは、

ふと、なくなって

ふと、増えます滝汗滝汗

 

 

 

ひょえーゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 



 


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