ネガティブ「からの」「下流へ下る」(エイブラハム流)救われかた | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

 

アルアル……シリーズにまたも、ハッピーさんが経験から対処していく話です。

 

🌟①まず、ネガへの落ち込みは一瞬だけのことだと肝に銘じましょう。

 ふとした会話をしていて、○○さんとは何か合わない、ちょっとイヤ。

→と思うと、それを永遠だと思って固定しがちなのですが、なんのことはない、次会ったタイミングでは、別にどうでもいい、とか問題ない、になったりします。

「今、今」しか存在しないので、そのときは「そう感じた」。でも次のときは、「別にいいな」と思う。悪感情が持続しない。そういう毎瞬毎瞬に生きる生き方。

 

これ、以前の神記事紹介。↓

 

 

 

🌟②それから、突発的事態の衝撃やめぐりあわせで、反射的に「落ち込むケース」

 悪天候。飛行機に乗れない。時間に合わない。疲れた……マジ最悪

 と一瞬感じます。それから、徐々に、気分があがるほう、つまり望みのベクトルのほうへ、考えを動かしていきます。

 

飛行機の予約とってなかったのを感謝↑

 

まぁ、せっかくだから、仲間でおいしいものでも。

 

ホテルに、セカオワのDVD忘れてきたのを取りにゆける。

 

全体がポジティブななだらかな川下りになっていきます。

 一瞬、一瞬をすくって、受容→望ましいこと、へ目を向けていく。

 

🌟③そして三番目。これが私、すごいと思いました。

 

上の①②は自分がフォーカスした不快感や落ち込みを少しずつ拾って、どうあげてゆくかの例でしたが。

 

③は環境や周りとのシチュエーションの中です。自分だけ車内で爆睡していた(ヤバい)とか、状況がまずくなったことに対して、文句や不平、罪悪感を感じそうになり、

 

 でもこれまでは、それに蓋をしてきた。みんなに、悪い。感じた自分を袋だたき。

 

自然な反応を、「自分の良心」や気遣いで打ち消してしまう。

 

これを、そのつどうけいれて、自分をオーケーにする自己肯定感へ。

 もちろん瞬間的に、文句を言いたくなったり、あるいは、愚痴をこぼしたくなったりはある。でもそれを押さえつけると、川下りの「抵抗」になるから、逆に受容。

 

🌟🌟

 

たいせつなのが「ポンコツでいい」姿勢

 

自己肯定感とは(下の「サイボウズ」の記事引用)

 

簡単にいえば、「自分が自分のままであってもいい」という感覚です。自分が存在していることを単純に肯定できること。

 

大事なのは、ここに「評価」という概念が一切ないことです。仕事や勉強ができない、いわゆる「ポンコツ」だとしても、そんな自分でもここにいていいんだ、と思える感覚ですね。

 

似た言葉に「自尊感情」や「自己効力感」があり、それぞれ「自分は優れている、価値がある」「自分はできる」という感覚のことです。

 

よく勘違いされるのですが、これらの感覚には優劣の「評価」があるため、根本的に自己肯定感とは異なります。

 

だから、「自分は自己肯定感が低い」と言って凹む人がいますが、ちょっと本末転倒な感じがしています。自己肯定感は比較するものではありませんから。

 

🌟この解説も神。③のハッピーさん流では①②ができていれば、エネルギーが復活、充電されてくるので、それで川上りの流れをのりきる。

 

🌟「一秒受容」の先にこれだけの救いがあるのです。だいじょうぶ、だいじょうぶ。