★昨日の大嶋動画は、「相手になりきる」のさらに補強説明です。
一つ目は「エンプティ・チェア」の技法
エンプティ・チェアはからっぽの椅子に、自分が気にしている人が座っている、として、その人に話しかけたり、その人の気持ちを語ってもらったりする心理学の技法。
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※調べてみた
「エンプティ・チェア(空の椅子)の技法
「エンプティ・チェアの技法」は、心理療法の世界では、ゲシュタルト療法といえば、すぐに、エンプティ・チェアの技法が、想起されるほどに、ゲシュタルト療法のイメージとなっているものです。
また、現在では、
コーチングなどでも、
広く取り入れられたりもしています。
(中略)
一番、多く使用される方法は、
誰か実在の人物を、
エンプティ・チェアに置いてみて、
(そこに居ると仮定して)
その人物に、語りかけ、
伝いたいことを伝えるというものです。
また、相手になってみて、
その気持ちを探ってみるという、
形のものです。
https://www.freegestaltworks.net/ゲシュタルト療法とは-実践-技法編/④エンプティ-チェア-空の椅子-の技法Ⅰ/
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★「相手になりきる」→「相手がどう言われたら一番嬉しいか」「喜ぶかを考える」と、自分が消えて、相手と完全チューニングするので、無意識が発動
というのが大嶋理論でした。昨日の動画ではそれに加えて、「エンプティ・チェアの技法」や「これはイエスセットと同じなんですね」というヒントが出てきたのでした。
「エンプティ・チェア」は自分が相手に投影をしてしまっている部分をあらわにする、という使い方もありますが、自分が相手をどう見ているか、その相手になりきった自分はどう感じるか、を探るのは、まさに「エンプティ・チェア」技法。
相手を思い浮かべて、(ブレながら)同化するのではなく、「エンプティ・チェア」で相手の位置を空白にし、そこに自分を置く、というのはいいイメージだと思います。
★そうすると、相手と自分が無理なく同調してゆく・・・・・・
「イエスセット」も、相手がどうしてもイエスと答えるであろう問いを向けてあげて、三度イエスと言ってもらうと、突然相手が軟化するというか、言いなりになるらしい(笑)。こちらも大嶋オリジナルではないのですが(M・エリクソンがオリジナル)、大嶋流の基礎技法のひとつになっています。
イエス・セット(ミルトン・エリクソン)と「YESすることの魔法!」
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「これを言ったら相手がどう思うだろうな?」とか「どんな反応をするだろう?」という感情的なアナログなものは一切排除しちゃって、ただ「イエス」の反応が「返ってくる or 返ってこない」だけのドライなシミュレーションを脳内では繰り返している。そして「イエスセット」いただきました、と頭の中に浮かんでくるものを相手に伝えてみてシミュレーションが合っているのかどうかを検証して、脳内ではその結果で相手のデータを無意識で修正して「イエスセット」のシミュレーションの精度を上げていく。
「相手におべっかを使わなきゃ!」と思ってしまうと「この上司のことを本当は嫌いなのに!」と自分の内面のある感情との摩擦が生じて「ストレスになる~!」となりますね。
「イエスセット」の場合は、感情を抜きにしたドライな世界。
「イエス」の反応が「返ってくる or 返ってこない」だけで判断している。
だから「損 or 徳」や「正しい or 間違っている」とか「良い or 悪い」などの意識的な判断がどんどん排除されていく。
そこに無意識が宿ります。
★イエスセットも催眠である。という視点から改めて見直すと、たしかに自分と相手が理屈ぬきに同調するだけで、一体感=無意識が起動、ということはわかります。
相手の気持ちをおもんぱかるのではなく、ただ「イエス」と言う反応が返ってくるかこないか、だけで判断する「客観的」な対応。
さて————今日はまた新たなトランプの手の内が明かされるのか? だんだんわかってきました。
※今朝、FUMITO&LICAさんのところのブログに量子力学の知見が紹介されていました。「量子もつれ」です。
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それは「量子もつれ」に関しても言える。
量子の奇妙なふるまいの1つに
「量子もつれ」(entanglement)があって、
これは離れた場所にある量子同士が
不思議な力で結びついてしまう現象のこと。
(量子もつれ)
(離れた場所にある量子同士が互いに影響を
及ぼし合い、まるでコインの裏表の様に同じ
振る舞いを見せる現象のこと)
https://ameblo.jp/parallel-earth/entry-12567581401.html?frm_src=favoritemail
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しかもこれは他人の脳との間にも起こるかも・・・・・・と。
ミラーニューロンはいよいよ量子力学レベルでも証明されつつあるようです。