↑これ龍さんですよね……
【第6回】大嶋信頼氏 連載コラム/嫉妬がなくなると人間関係の悩みが消え、自分に軸ができる、人に振り回されなくなる
☆大嶋流「嫉妬」講座。DVDをきっかけに、すばる舎の昨年度の連載企画も、ついでに読み直してみたら、重要なことがもうひとつありました。
それは悩みを人に相談しない! ということ。
★ここから引用
「あるとき「身体の痛みがちっとも消えない!」というクライアントさんがいて、「あれ?一生懸命に治療をしているのになぜ?」と悩んでいました。
このときにも、ふと「義人はいない、ひとりもいない」という言葉(←聖書の言葉で、ここではどんな立派な人でも動物的発作の嫉妬を起こす、という意味)が浮かんできました。
そこで、「もしかして、この身体の痛みの問題を誰かに相談していたりしませんか?」と聞いてみました。すると、クライアントは「え?どうしてわかったんですか?」とびっくりします。
「信頼できる3人の友だちにいつも話を聞いてもらっているんです!」
周りに相談するのをやめたら、身体が急に楽に!
嫉妬の発作は「自分よりも立場が低い人が自分よりも優れたものを持っている」という条件で起きます。
だから、「症状のことを聞いてもらう」ということ自体が「相手よりも下」という存在をつくってしまい、嫉妬の発作を起こさせやすくなってしまうのです。
そこで、「相談したり、悩みや苦しみを聞いてもらうのをやめてみましょう!」と提案しました。クライアントは来所から2週間経つと、「あれ?身体の痛みが激減しているんですけど!」とびっくりしています。
このことから、クライアントは嫉妬の発作を起こした相手の脳から電気ショックが脳に伝わってきていて、「痛みがどんどん酷くなる!」となっていた可能性が見えてきます。」
http://subarusya1.com/online/2018/02/20/20180216/
☆大嶋流の極意です。信頼できる人に相談すると楽になる、はずなのですが、実は逆。
それは別に相手に悪意があるわけではないのです。
そういえばいつも不定愁訴を言っている人は、いつまでも具合が悪いまま、というのを見聞きすることがよくあります。
それは「人に話すことで、その症状を(共有・シェアによって)確認・確定事実にしてしまっているのだな」と思っていました。
本人の依存の問題————と思っていたのですが。
ところが大嶋流嫉妬理論だと、弱みを人に話すと、相手は逆にそこに嫉妬を起こします。調子が悪い人、弱い人はそもそも同情を得やすく、そのことで嫉妬の対象になってしまいます。
うーん。
本人は(意識上は)楽になりたくてしゃべっているのに、それを逆行させてしまっている、というのは、やっぱり友人の嫉妬攻撃が原因。
☆ということが、相談をやめると、症状が楽になったことからわかる、というのです。
嫉妬の電流おそるべし。
★ほかに、自分を低くし謙虚にふるまう(自分に落ち度があるに違いないという認識)と、相手はその高潔さに対して嫉妬を起こし、もっと攻撃が酷くなる。
けっきょく、「人に弱みを見せない」のがよい対処法だ、というのが大嶋先生のいたりついた結論です。
★先回のDVDの呪文「脳幹!」も、相手に共感を求めたり、自分を反省したり、という、心理的に自分を上げ下げする(忖度の!)ふるまいに走らず、「生きてるだけでいい」というところに居直る、と、相手のつけいる隙がなくなるという話。
(=TRPC5の還元 リミットレスの呪文! 「沈着冷静と瞬発力」もこれでしょう)
これに関しては人を気にせず好きなことに没頭する、というのでもよいとのこと。
★人の顔色をうかがう、人にこう思われたい、自分を反省すれば、人に好意を持たれる、云々は嫉妬を誘発する、つまり実態はモロに「他人軸」だからなんだなあ……と改めて思います。