すべてを宇宙マネジャーに託する(エイブラハムの謎⑧) | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

宇宙マネジャーとはなにものか?

 

「マネジャーにまかせる方法」という項目が

にあります。他の本にもあるのですが、この本ではかなり長い。ここには、あなたがこうしてくれ、と頼めば、おまかせくださいと、すべて手配してくれるマネージャーがいるのだ、とあります。あなたがあくせく走りまわらなくても、代わりに、なんでもやってくれるのです。

 

 その名は「引き寄せの法則」。別名「宇宙マネジャー(universal manager)」!

 

 とあります(笑)

 

 でも、どう頼めばいいのか。ここが大事なポイントに違いない。

 

 ここは厳密に(笑)原文を見てみました。

 

★すると、The key to the success of this process is to make requests with  an expectation of the requests being fulfilled.

 

です。しつこくリクエストという言葉がくりかえされています。「そのリクエストが現在満たされつつある」と期待しながら、リクエストする。現在すでに進行中、と思うことです。

 

続いて

 

 It's like asking someone you trust,who has never let you down,to do something,knowing full well that he will get it done.

 

 「これまで一度もあなたを失望させたことのない相手に、今度も必ずやそれをかなえてくれると、全き確信をもって頼むようなものです。」

 

 続けて、これこそが宇宙にリクエストするときの態度だとして、さらに強調し、with the attitude of expecting  results,

 

   結果が出ることを期待して、頼め、というのです。

 

★これまで宇宙にお願いする、投げるときには、「期待をしない」ということがよく言われています。結果に執着しないで、やりたいことをやる。

 でも、ここでは「結果を期待しろ」と言っています。これはどういう感じなのか。

 

 ここを読んだとき、ふと聖書の一節を思い出したのです。「ルカによる福音書」の一章ですが……

 

「主よ、どうぞ、ご足労くださいませんように。わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。 7それですから、自分でお迎えにあがるねうちさえないと思っていたのです。ただ、お言葉を下さい。そして、わたしの僕をなおしてください。 8わたしも権威の下に服している者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。 9イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた群衆の方に振り向いて言われた、「あなたがたに言っておくが、これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」。 10使にきた者たちが家に帰ってみると、僕は元気になっていた。

 

 ある百卒長が、イエスに、自分のしもべを治してほしいと頼みます。しかし、家までいらして、手をあててほしい、とは言いません。「あなたが治れ、とおっしゃれば、治るのです。それは、自分が家来に、これこれをせよ、と言えば、必ずそのとおりになるのと同じです」

 イエスはその信仰に感心し、しもべはその通りに癒やされた、とあります。

 

★エイブラハム本で、expect results と何度もでてくるのは、この百卒長が、自分の家来に対して、命令すれば必ずその通りになる、と信じている(知っている)のと同じ感覚だと思います。宇宙マネジャーに対して、これこれをしてくれ、と頼めば、もうそのとおりになるしかないのです。

 日本語で「期待」というと、かなうかなかなわないかな、ちょっとドキドキ、という「もしかして」感が入ります。しかしexpectはもっと強くて、そうなるとほぼ知っている、くらいの感じ。

 あなたがCEO(あなたが「王」)として頼めば、コマンドすれば、宇宙マネジャーは必ずその通りにはからってくれるのです。その気持ちで頼みなさい、ということ。

 

★よくきく言葉ですが、「宇宙におまかせ」というと、宇宙がきいてくれるかどうかわからないけど……になりがちです。そして自分がちっぽけで、大いなる宇宙が神、のような立ち位置から、見上げる感じに(少なくとも私が「宇宙におまかせ」というときは、それになりやすい)。

 

 しかし、「肉体としての小さい自分」と「ソースエネルギー・ハイヤーセルフである大きい自分」はどちらも自分。ソースエネルギーの流出した先が「自分」(ソースチャンネルはすばらしい)

 小さい自分と大きい自分の関係は、実はマトリョーシカ状態、というのを読んで、なるほどと思い、書いたことがあります。(やっと上の絵とつながります)

https://ameblo.jp/hermione3/entry-12394971705.html

 

 一番小さいマトリョーシカがこの肉体の自分だとすると、それはマトリョーシカの芯の部分にある自分だから、外側の大きなマトリョーシカ(宇宙マネジャー)を動かすことができるのは当然……

 

★という整理が自分の中でできました。

 本の中では、あと実例が細かくのっています。

 これこれをこうしてほしい、とリクエストを述べるのですが、その前に必ずつける言葉があります。

 

「宇宙マネジャーがほんとうに、ほんとうに有能な(really,really good)存在であって、わたしの願いをみごとにかなえる力を持っているということを、忘れないよう全力を尽くしつつ、(doing my best to remember)次のことをお願いします」

 

 忘れないように、というか、つねに意識しつつ、という強調。わたしがすることは

「それをつねに忘れないようにする、念頭におく、つまり百パーセント期待する」ということのみ。

 聖書の百卒長の態度そのものです。まったき信頼、当たり前のような確信。(これが人によっては「宇宙におまかせ」という表現になるのかもしれません)

 

☆ともあれ、宇宙マネジャーとわたしのあいだには水ももらさぬ信頼があるべき、だということです。

 そうすれば、どんなリクエストもかならずかなう! 

 

 なので、今朝はさっそくPCの接続トラブルが出たので、頼んで出かけます(この部分はもう一台の有線接続の古いPCを使って書いています。)

 

 「宇宙マネジャーよ、今のお願いは以上です。」

 

 いちばん最後にまた定型文があります。Thanks for taking care of these things.

 「これらのことをはからってくれてありがとう」

(最近駅のトイレなどで見かける「きれいにお使いいただいてありがとうございます」の感じです(笑))

 

 さて————